御用金(1969)


 
 
「御用金」とは佐渡から船で運ばれる金のこと。
 
財政難を救うために、佐渡の金を運ぶ幕府の船を沈めてその金を横領した藩。
そして、目撃者である漁民を全員抹殺し、「神隠し」と呼ばせたのです。
そして3年後、藩は2度目の「神隠し」を行おうとしていたのです。
 
豪華なキャストでしたね。
仲代達矢さんって、特に60年代の作品は存在感や演技が素晴らしく
目を見張るものがあります。
全ての作品を観ているわけではありませんが。笑
 
なぜ村の漁師が全員いなくなってしまったのか?
そんな謎解きもサスペンス風で面白かったです。
 それに、わかりやすいストリーで観やすかったですね。
 
若い頃は難解な映画を好んで観た時期もありましたが
最近は難解だったり、あまり登場人物が多いと
話しについていけなくなってしまいますので。笑
 

【あらすじ】yahoo映画より
鯖江藩領内の漁村で、すべての村民が忽然と姿を消した。人々はこの事件を“神隠し”と呼び恐れおののいた。三年後、江戸にいた脇坂孫兵衛は鯖江藩士に襲われる。財政難にあえいでいた鯖江藩が、難破した船から御用金を横領し、口封じのため村民たちを皆殺しにした。それが三年前の“神隠し”の真相だった。そして孫兵衛はその真相を知っていたために、藩士に襲われたのだった。鯖江藩の家老である六郷帯刀が二度目の“神隠し”をもくろんでいることを知り、孫兵衛は計画を阻止すべく立ち上がった。