Tommy/トミー


 

この映画は凄く有名ですね。
はじめて観ました。

ジャック・ニコルソンオリバー・リードなど
わき役まで超豪華なキャスト。
 
正直、内容は100%は理解・・
できなかったかもしれません。
 
歌詞は強烈でした
まさしく心の叫び。

 
父親が殺されたのを目撃したトミーは
見えない、喋れない、聞こえないの三重苦に。

母親(アン・マーグレット)との葛藤
鏡の破裂、津波の波。

麻薬の女王(ティナ・ターナー)のところへ連れて行かれたりします。

しかしトミー(ロジャー・ダルトリー)はピンボール
チャンピオン(エルトン・ジョン)を打ち負かし大富豪になります。
自由を取り戻し、眼と耳と口は戻り、この奇蹟で救世主になる。

「僕を感じて、僕に触れて、僕の声を聞いて、僕を癒して!」
 「僕は自由だ!」


これは「反抗期」
 そして、私の個人的な解釈を言うならば
アダルトチルドレンを描いた作品なのではないでしょうか。
大人になれない大人。

汚水まみれな気分になるような
母親と息子の関係
 
母親と娘の関係なら
また違うバトルなのかも知れません


後にも先にも、人生はロック・・(演歌でもいいけど)
心に響くヒット曲なのかも知れません(笑)


【解説】allcinemaより
先の大戦で空軍パイロットの夫に先立たれ、ノーラは息子トミーと訪ねた夏のキャンプのガイド、フランクと再婚。が、ある夜、突如帰還した前夫(顔にひどい火傷跡)に錯乱したフランクは彼を殴り倒し、それをトミーに見られてしまう。何も見ず聞かなかったことにし黙っているよう、両親からきつく言い渡されたトミーはそのまま三重苦になる。病んだ心は彼を幻想の旅へと誘い、家族で遊園地に遊んでもうわの空で、ビデオ・ゲームの戦闘機に意識を飛ばすと、それは万華鏡のように拡散して彼を包み込む。母は彼の障害を除こうとして、あれこれ試みる。クラプトンが“唄う教祖”となっている新興宗教はモンロー像を崇拝し、聖餐にはウィスキーに睡眠薬が出される。T・ターナーのアシッド・クィーンは強烈。無数の注射器をあしらった治療器具はひとがたで、「メトロポリス」のロボットのよう。そこに彼女はトミーを放り込み、エロティックな夢を見させる。彼(成長して“ザ・フー”のボーカル、ダルトリーが演じる)のお守りをする親戚は変態ばかり。が、廃車捨て場に逃げたトミーはそこにあったピンボールに霊感を受け、そのゲームの天才児と評判になり(ここでエルトンが主題歌“Pimball Wizard”を唄う)、巨万の富を得、精神科医ニコルソンの診療を受けた後、突如自力で治癒する。この奇跡が彼を教祖に祭り上げていくのだが…