このタイトルはなんでしょう？
かの名作のなんちゃってとしか思えません。
でも、内容はなかなか面白かったです
約９０分で、尺も観やすいですね。
「産まれるまで安静にしていなさい」そうドクターから忠告されていた
身重の妻が誘拐されてしまう。
犯人からの要求は、看護師であるサミュエルがたまたま治療した
指名手配犯の患者を、病院から連れ出せというもの。
そして、警察からも犯罪組織からも狙われるようになってしまったサミュエル。
逃げる男が、追いつかれ撃たれそうになった瞬間
バイクにはねられ病院に担ぎこまれるシーンから、
終盤での警察署でＵＳＢを盗もうとする場面まで、
展開がうまくてずっとストリーに引き込まれます。
主人公には次から次へとピンチが訪れ、画面から目が離せません。
そして、指名手配犯のサルテ（ロシュディ・ゼム）がとても良いです。
悪相な凶悪犯にもかかわらず、だんだんとかっこよく見えて、
終いには応援してしまいます。
サスペンス映画が好きな方には、観る価値ありの１本だと思います。
【あらすじ】ｇｏｏ映画よりパリ市内の病院に勤務する看護助手のサミュエル(ジル・ルルーシュ)と、出産間近の妻ナディア(エレナ・アナヤ)は慎ましくも愛情にあふれた毎日を過ごしていた。ところがある日、サミュエルが帰宅すると謎の侵入者に突然殴られ気を失ってしまう。携帯電話の音で目覚めると、電話の向こうから妻の泣き声とともに「今から3時間以内にお前が勤める病院から警察の監視下にある男を連れ出せ。さもなければ妻を殺す」という脅迫の声が。その男とは、昨夜交通事故により意識不明の重体で病院に運ばれた指名手配中の強盗殺人犯サルテだった。
