スイス・アーミー・マン(2016)

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原題も「SWISS ARMY MAN

スイス・アーミーとはスイス製のアーミーナイフ(マルチツールナイフ)のこと

 

シュールでしたね(笑)

人妻に片思いして人生に絶望し、自殺願望のある青年が

万能の死体と出会い、トラウマ克服のため自己セラピーする

ファンタジー&コメディ

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インディペンデント系映画祭で多数受賞し

高評価している評論家も多数いるそうです

 

たぶん「新しさ」を評価したのだと思いますが

ネタは最初の10分ほどで尽きてしまい(笑)

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あとは繰り返す下ネタと、勃起と、糞便オナラ

これを腹をかかえて面白いと言うのは

小学生か、中二病の男子だけだろう

(か、典型的な意識の高さを、他者より優れていると勘違いしている奴)

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褒めるところがあるとするなら、ダニエル・ラドクリフの怪演(笑)

ポール・ダノはキモられる男が本作でもぴったり

ちょっと未発達な役やらせたら、ポールの右にでる役者はいないかも

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無人島で孤独に耐えかね自殺しようとしたハンクは

浜辺に打ち上げられていた死体を発見

死体はオナラ(腐敗ガス)で海をジェットスキーのように渡り

ハンクは死体に乗って無人島を脱出

大きな島(思いを寄せる人妻サラの家の裏庭)に辿り着き

メニ―と名乗る万能死体と

サバイバル&妄想恋愛生活をすることになります

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しかも妄想しまくって全編マスターベーションの嵐(笑)

 

これ下ネタ1/3くらいにして

世の中を上手く渡っていけない主人公の

ピュアな人格のほうに、もう少しスポットを当てていれば

奇妙奇天烈なお下劣映画だけで、終わらなかったかも知れない

   ライフ・オブ・パイ(2012)になったかも知れない(笑)

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ラスト「何なの」と、呟く

サラのセリフがいちばんしっくり

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映画を見て何も考えたくない人と

お下品が気にならない人には、おススメかも知れません(笑)


【解説】allcinema より

ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフ無人島に漂着した腐りかけの死体を怪演し、遭難していた青年の心の友となるばかりか、“スイス・アーミー・ナイフ”ばりに様々な場面で役立ち、彼の過酷なサバイバルを助けていく奇想天外アドベンチャー・コメディ。遭難した青年ハンクには「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」のポール・ダノ。監督はミュージック・ビデオ畑出身で、これが長編デビューとなる監督コンビ、ダニエル・シャイナートダニエル・クワン
 無人島で遭難し、死を覚悟していた青年ハンク。そんな彼の前に男の死体が流れ着く。死体からはガスが吹き出しており、思い切ってまたがってみると、まるでジェットスキーのように勢いよく海面を滑り出した。死体はその後も驚くほどの多機能ぶりで、追い詰められたハンクの窮地を救っていく。やがて過酷なサバイバルの中で、2人のあいだには確かな友情が芽生えていくのだったが…。