ザ・ロストシティ(2022)

「若く見える」

「若く見えても年なの!」

 

原題も「The Lost City」(失われた都市)

スランプ女流作家とポンコツモデル男の

ロマンチックアドベンチャーコメディ

豪華なキャストで仕上がりもいい

ベッドシーンもなく、最後まで安心して見れますが

定番でお決まりのパターンなのでワクワクはしません

あまりにうまくいってドキドキもなし(笑)

そんな中100点満点はブラッド・ピット(笑)

出番こそは少ないけど、キレッキレのアクション

抜群のコメディセンスと間の取り方

無駄な色気(笑)

サンドラ・ブロックとの息もぴったり

(このふたりがもうすぐ還暦とは信じられない)



ブラピがもっと見たい!

というファンの悲鳴が聞こえそうです(笑)

人気作家ロレッタ新刊発表イベントの

会場に集まっているのは全員女性

彼女らのお目当ては表紙モデルのアラン

面白くないロレッタは、あえてアランに難題なトークを仕掛けます

しかし女性客が見たいのはアランがシャツを脱がされるところ

そこで質疑応答コーナーでは

1番地味で、真面目でそうな女の子を指名します
彼女の答えも「アランに服を脱げって言って下さい」でした

頭に来たロレッタが、アランのシャツを無理やり脱がせようとすると

彼女の時計がアランの金髪のウィッグに絡み

ウィッグが外れ会場は大混乱

逃げ出したロレッタが、迎えだと思った車に乗り込むと

そのまま拉致されてしまいます

ロレッタを誘拐したのは謎の富豪フェアフォックスでした

ロストシティの末裔である彼は

後継者の座を全て弟に譲った、財閥の父親を見返すため

ロストシティの伝説である、女王の宝石の冠を探していたのです

ロレッタをロストシティのあった島に連れて行きます

 

ダニエル・ラドクリフに向かって

「子どもだと思ったら髭が生えている」とディスるって(笑)

フェアフォックスから羊皮に書かれた古代文字の解読を頼まれロレッタ

文字が読めたところで、意味は全くわかりません

 

ロレッタ救出をするためやってきたのは

アランがヒーリング教室で知り合ったという

元シールズ特殊部隊にしてCIA工作員ジャック・トレーナー

と、アラン(笑)

まさしく私の小説のヒーローだわと

ロレッタは瞳キラキラ

だけどトレーナーが撃たれてしまい早々に退場(笑)



そこからは偶然に偶然が重なり、上手く逃げていくふたり

さらに地元で歌われ続けている民謡の歌詞から

王家の墓のありかを突き止めるのでした

しかし地元警察はフェアフォックスに買収されていました

再び拉致されてしまうロレッタ

アンタ、そんな島や戦車を買ったり、義勇兵雇うお金あったら

わざわざミイラ探さんでも

エリザベス女王の王冠でも何でも買えるだろ(笑)

しかも伝説の王冠は宝石ではなく、貝殻でした

宝物は人それぞれ(笑)

フェアフォックスは石の棺おけにロレッタとアランを閉じ込めます

そっと棺おけにバールを偲ばせた先住民のラフィ

火山の噴火が始まり、棺おけから脱出したふたりは

外海への潮の流れのある洞窟に飛び込みます

島を抜け出したふたりを待っていたのは

ロレッタのマネージャー、ベスでした

彼女は飛行機ではるばるやって来て

船をチャーターして探してくれていたのです

最後にちょっとしたオチがあるでお見逃しなく(笑)

 

内容は数日後には忘れてしまうと思いますが(笑)

頭を使いたくない日にはぴったり

お家でまったり、ポテチとコーラが合う映画でした



【解説】映画.COMより

サンドラ・ブロックが主演とプロデュースを手がけ、チャニング・テイタムダニエル・ラドクリフブラッド・ピットら豪華キャストが集結したアクションアドベンチャー。恋愛小説家のロレッタは、新作であるロマンティックな冒険小説の宣伝ツアーに強引に駆り出される。作品の主人公を演じるセクシーなモデル、アランの軽薄な態度にいら立ちを募らせるロレッタの前に、謎の大富豪フェアファックスが出現。フェアファックスはロレッタの小説を読んで彼女が伝説の古代都市の場所を知っていると確信し、彼女を南の島へと連れ去ってしまう。ロレッタを救うべく島へ向かったアランは彼女を発見し、ともに脱出を目指すが、大自然の過酷な環境の中で思わぬトラブルに次々と見舞われる。

2022年製作/112分/Gアメリ