タイトルからコーヒーと煙草に対する
味だとか、香りだとか、淹れ方だとかの
凄いこだわりの作品だと思って
スタバのコーヒーより、セブンイレブンのドリップコーヒーのほうが
美味しいと思ってる貧乏舌の私はちょっと敬遠していたのですが
そんなこだわりやウンチクは一滴もありませんでした
考えてみればジム・ジャームッシュはそんな男じゃなかったわ
見事にダルい(笑)
コーヒーを飲みながらタバコを吸っておしゃべりする短編11本
コントの繰り返しに共通するのはコーヒーと煙草の煙
無意味な会話と、感情のすれ違い
コントだけならば、日本の漫才のほうが遥かにレベルが高いでしょう
こちらの作品は、笑えるレベルではありません
ただ、映像のスタイリッシュさにはやはり目を奪われてしまいます
白黒のチェックのテーブル
白いコーヒーカップ
砂糖を入れてかき混ぜる
カチャというカップを置く音
コーヒーで乾杯
内容的には退屈ですが、キャストは豪華
更に95分という短さですし
1本1本も短いので、お洒落好きなら最後まで見れます
そして見終わったあとは、どこかカフェに行き
コーヒー飲みながら無意味なバカ話をしたい気分になるのです
ジム・ジャームッシュのセンスだけでできた作品
身体に害など関係ない
ただ素敵なだけで活きている作品でした
【解説】allcinemaより
インディペンデントの雄、ジム・ジャームッシュ監督が“コーヒー”と“タバコ”をめぐる11のエピソードを綴った珠玉の短編集。ロベルト・ベニーニ、ケイト・ブランシェット、イギー・ポップ、トム・ウェイツはじめ、個性溢れる俳優やミュージシャンが集い、コーヒーを飲みながら、あるいはタバコを吸いながら、とりとめのない会話を繰り広げてゆく。
本作のプロジェクトはもともと86年にアメリカの人気テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』のため、ロベルト・ベニーニとスティーヴン・ライトを起用して撮り上げた一編「コーヒー&シガレッツ/変な出会い」が始まり。89年にはジョイ・リー、サンキ・リー、スティーヴ・ブシェミによって2作目「双子」がつくられた。続く93年の「カリフォルニアのどこかで」ではイギー・ポップとトム・ウェイツの顔合わせでカンヌ映画祭の短編部門最高賞も手にしている。以後も10年以上にわたって撮りためられた全11編がここに集結、至福のリラックス・タイムを提供してくれる。
本作のプロジェクトはもともと86年にアメリカの人気テレビ番組『サタデー・ナイト・ライブ』のため、ロベルト・ベニーニとスティーヴン・ライトを起用して撮り上げた一編「コーヒー&シガレッツ/変な出会い」が始まり。89年にはジョイ・リー、サンキ・リー、スティーヴ・ブシェミによって2作目「双子」がつくられた。続く93年の「カリフォルニアのどこかで」ではイギー・ポップとトム・ウェイツの顔合わせでカンヌ映画祭の短編部門最高賞も手にしている。以後も10年以上にわたって撮りためられた全11編がここに集結、至福のリラックス・タイムを提供してくれる。