ダ・ヴィンチ・コード(2006)

 
「今世紀最大の話題作」
「ローマ教会(カトリック教会)はイエス・キリストを冒涜したものだとして
 ボイコットを呼びかけた」
国によっては公開するのしないのだとかずいぶん話題となり
見る前からこれほど期待に胸を膨らませた作品はありません
しかし当時の私のがっかり感は大きかった
 
でも、もしかしたらつまらないと思った私の方が間違ってるかも知れない
そう思って再見してみました
しかし、やっぱり入り込めず(笑)
最初のルーブル美術館の館長の死から乗り遅れました
 
 
瀕死の重傷の館長がいかにして謎のメッセージを残し
洋服を隠し、素裸の人体図になったのか?
(暗号を残すより救急車よんだ方が早いだろ)
 
バックで暴走するオドレイちゃんの運転うますぎ(でも無意味)
ジャン・レノの犯人の決めつけが半端ない
館長を殺した男の儀式がドMの変態にしか見えない
アールグレイはレモン?(私はストレートかミルク派)
 
だいたい、オドレイちゃんの正体を知っている人間が
あんなにたくさんいるのに、どうして謎を解く必要があるの?
 
わからない、私にはちっともわからない
聖杯の謎より難しすぎる
 
 
 
ニュートンの球体はappleで文字数は5文字だ!には
もうどうツッコんだらいいものか(笑)
 
 
暗い夜のシーンに、トム・ハンクスジャン・レノ
オドレイちゃんまでもが黒い服というのも、なんとも見にくい
ルーブル美術館や名画も、あまり撮影に生きていません
絵を投げつけたり、絵にメッセージを書き込んだりというのも
いかがなものか
 
しかもモナリザ関係なかったし(笑)
 
 
 
キリストに愛する女性や子どもがいたということは
キリスト教の「愛の教え」に背くようなものでないように思えます
なぜこの作品がキリストを冒涜したものになるのかは
やはりキリスト教を知らなければ理解できないのでしょう
 
聖杯とはマグダラのマリアであり、母性だという
母性は変わりなく存在しつづけ、地球そのものだという
最後にはずいぶんと壮大なメッセージを残してくれました
 
でも、どんなに偉大なテーマを掲げようと
やっぱりツッコミ系です(笑)
 
ツッコミどころを探すという点では
面白い映画かも知れません
 

 
【解説】allcinemaより
 ルーヴル美術館での殺人事件を発端に、レオナルド・ダ・ヴィンチの名画に隠された暗号を解き明かし、事件の裏に秘められたキリスト教をめぐる人類史上最大の秘密に迫るダン・ブラウンの同名世界的ベストセラーを映画化した話題のミステリー大作。主演はトム・ハンクス、共演に「アメリ」のオドレイ・トトゥ。監督は「ビューティフル・マインド」「シンデレラマン」のロン・ハワード
 ある日、ルーヴル美術館で館長のジャック・ソニエールが殺害される事件が起こる。遺体は奇妙な体勢で横たわり、周囲には不可解な暗号らしきものが記されていた。フランス司法警察のファーシュ警部は、講演のためパリに滞在していたハーバード大学教授ロバート・ラングドンに協力を依頼、事件現場に呼び出す。宗教象徴学の権威であるラングドンはさっそく暗号の解読を始めるが、この時警部はラングドン自身をこそ疑っていた。そこへ、暗号解読官ソフィー・ヌヴーが現われる。ラングドンが無実で、事件解決には彼の力が不可欠だと確信する彼女は、直後、ある驚きの行動に出るのだった…。