ポリス・ストーリー/レジェンド(2013)



ライジングドラゴン」でアクション引退を宣言したジャッキーに
思わず泣いてしまった私ですが・・

前言を翻して出たアクション映画

いいよ、いいよ
許します(笑)


ジャッキーはコミカルな演技のほうが好きなのですけれど
この作品はかなりシリアス
(でもエンディングのお決まりのNG特集はあります笑)

前半は「交渉人」的で
後半は密室型のサスペンス
推理ドラマとしては、それなりに楽しむことができます
親子の確執は、ちょっとベタかもですけれど

ジャッキーはよくある、仕事ばかり
全く子育てに関与しなかったパパ

成長した娘はひねくれてしまい、パブのオーナーと付き合っています
しかし、娘の恋人であるオーナーは
ある事件に巻き込まれて死んだ妹の復讐のため
その時の関係者のひとりであるジャッキーの娘に近づいただけだったのです

ジャッキーも、娘も、パブの客たちも人質となり
オーナーはある囚人の解放を求めます
妹の死の真相を知るため

やはりジャッキー映画では
アクションについてあれこれ批評したくなりますが(笑)
私は椅子に繋がれた、手に巻かれた針金を外すシーンが
一番痛そうでした
スタッフももう少し緩く巻いてあげればいいのに!
(私はやさしいよ)

あと、死人が少ないのはやはり好ましいですね
人間がたくさん死んでも
事件が解決するわけではないのですから
人の命を助けるのが、やっぱりヒーローだよ

今後は演技派路線で活躍していくのでしょうか
でも、やっぱりコメディに戻ってほしいな(笑)



【解説】allcinemaより
 前作「ライジング・ドラゴン」で“アクション大作からの引退”を宣言したジャッキー・チェンが、総合格闘技のファイト・スタイルを採り入れるなど、これまでとはひと味違ったリアルなアクションにも挑戦し新境地を開拓した刑事ドラマ。中国本土を舞台に、人質籠城事件に巻き込まれた一人の刑事が、事件の背後に潜む謎の解明とその解決に尽力する姿を描く。共演は「山の郵便配達」「コネクテッド」のリウ・イエ、「7日間の恋人」のジン・ティエン。監督は「ラスト・ソルジャー」のディン・シェン
 クリスマス・シーズンの北京。真面目で仕事熱心な刑事ジョン・ウェンは、半年も会っていない愛娘ミャオに呼び出され、繁華街にあるナイトクラブにやって来る。仕事一筋で家庭を顧みなかった父を許せないミャオは、いきなりクラブのオーナー、ウーを恋人だと紹介し、ジョンを当惑させる。そんな中、突然店内でもめ事が起こり、仲裁に入ったジョンは背後から何者かに殴られ気を失ってしまう。意識を取り戻したジョンは椅子に拘束され、ミャオを含む10余人の客とともに人質となっていた。それは、ウーによって周到に計画された罠だったのだ。ウーは警察に対し、ウェイ・シャオフーという囚人を連れてくるよう要求する。やがて人質たちの顔ぶれに、5年前に起きたある死亡事件との繋がりを見出すジョンだったが…。