ダーティハリー3(1976)

 
ベトナム戦争帰還兵の過激派
ブラックパワー
アメリカの70年中頃の時代背景を感じます
 
でも作風はシリーズの中で一番コミカル
冒頭から渋さはなく、心臓発作詐欺
ジョークあり、下ネタあり
そして犯人はちょっとおバカ・・(笑)
 
強盗を退治するために店に車を突っ込んだハリーは
1万ドルの損害を出したと人事課に異動させられてしまいます
そこで面接したケイトという女性警官と
ハリーはコンビを組むことになるのです
頑張る彼女に「泣けるぜ」なハリー(笑)
 
男性ばかりの職場に、次第に女性が入ってきた頃なのでしょう
でも、仕事ではまだスカートにパンプスなのですね
そのうえ当時の女性服は今のように機能的ではなかったと思います
走りにくそうですねえ
 
捜査で犯人探しのため行った風俗店がダッチワイフ相手の悪徳店
そのうえ、おばあちゃんが何人もいて
「50ドルで秘密の写真送ってあげる」と書いた手紙に
キスマークをつけているのです(笑)
 
ラストはバズーカで犯人消滅(笑)
そのあと「キミたちの要求はすべて承諾した」って
スピーカー鳴らしながらやって来るヘリコプター
遅いよ(笑)
 
そして4ではサーティースのカメラと
ラロ・シフリンの音楽が帰ってきます!
 
だよな
これじゃ考えるよな(笑)
 
それなりには面白かったですけど
 

 
【解説】allcinemaより
ダーティハリー」シリーズ第三弾。陸軍の兵器庫から新型バズーカ砲等の武器を奪い、サンフランシスコ市長を誘拐した過激派グループが今回の相手。新人女刑事(T・デイリー好演)とのコンビ振りとアルカトラズ刑務所を舞台にしたクライマックスが見所。
 強盗事件に駆り出され、犯人たちをマグナム44で仕留めたハリー・キャラハン刑事だったが、いつもながらの乱暴ぶりに刑事課長から目を付けられ人事課に配属されてしまう。一方、陸軍の兵器庫に過激派グループが押し入り、新型バズーカ砲など大量の武器弾薬を強奪する事件が発生。相棒フランクが巻き添えを喰って死んだことで、ハリーの怒りは爆発。殺人課に戻ったハリーは新米の女刑事ムーアと共に過激派グループを追うが、彼らはサンフランシスコ市長を誘拐し、脱獄不可能と言われたアルカトラズ刑務所跡に立てこもっていた…。