テンポがよくて、クスっと笑えて
最後はハッピーエンド
少し切ないけど。
新人天使の間違いで死んでしまった
アメリカンフットボールの選手、ジョーが
公害問題の抗議に来たベティという女性に一目ぼれ
一時期だけと富豪の身体に乗り移ったときからが面白い
たぶん従業員にとってはイキナリ庶民的、いい人になったご主人様
物置でブツブツと、はたから見たら独り言
妻と愛人の部屋をノックするたび隠れる愛人
取締役の会議でのスピーチや
チームを買収して敵対心をむき出しの選手から
やがて実力を認められていく過程などは
じつに清々しく気分がいいですね。
でもその身体も死んでしまう時が来ます。
新しい身体は選手仲間でライバルだったトム。
でも今までの記憶がなくなってしまうだなんて!
死んだのと同じじゃない・・
残されたマックスも、屋敷の従業員も
あまりに可哀そう。
それでもベティとの再会への持っていきかたはうまかったですね。
ただのナンパだとしても、なかなか上級クラスの誘い方(笑)
ベティじゃなくても運命を感じそう(笑)
時代は感じますが、よくある「ゴースト」もののなかでは
よく出来た作品だと思います。
トム(ジョー)はアメフト選手だけで終わらず
いつか企業家としても成功し
ベティとともに社会を良くしていくんじゃないかな
そんな明るい未来も想像できて。
【解説】allcinemaより