リー・マーヴィンとジェームズ・コバーンの顔の区別がイマイチつかないのは
ムービーファンとして失格でしょうか?私・・(笑)。
列車に無銭乗車することを生きがいとする「ホーボー」と呼ばれる
ホームレスのナンバーワンの男と
彼らを乗せまいとする車掌との意地と誇りをかけた争い。
鉄道員演じるアーネスト・ボーグナインが凄い。とにかくおっかないのです。
無賃乗車した者を列車から容赦なく突き落としたり
ハンマーで殴ったりして殺してしまいます。
ラストはリー・マーヴィンと、ド迫力の鎖と斧の戦い。
このラストの戦いで、ボーグナインは「シャイニング」のジャック・ニコルソンの怖さを私的に超えました。
そしてなぜか頭の中でボーグナインのハンマー男とニコルソンの斧男が
戦う妄想がはじまってしまった・・(ばかだ)
ロバート・アルドリッチ監督らしい、荒々しい男臭さが剥き出しになった
骨太なバイオレンス作品。
70年代の暴力的な作品が好きな方には、たまらない味わいがあるかも
しれません。
【あらすじ】yahoo!映画より