ミクロの決死圏(1966)


 
 
 
「人喰いアメーバーの恐怖」やこの作品は
子どもの頃にテレビで観た記憶があります。笑
内容はほとんど覚えていなかったのですが、今観ても結構面白かったです。
 
東側からアメリカに亡命して来た博士が、スパイ一味の襲撃を受け
脳内出血をおこしてしまいます。
博士の命を救うため、ミクロ化された人間が体内に入って治療しようと
しますが次から次へとトラブルに見舞われるのです。
 
レトロなSFというのもいいですね。
夢があって想像力を掻き立てられます。
セットなんてもう、手づくり感がいっぱい。
それでも当時としては、特撮の限界に挑んだのでしょうね。
 
体内に置き去りにされた裏切り者は何者だったの?
白血球は潜水艇放射能も消滅することができるの?
・・など、大人になった今は疑問点も多少残ってしまいましたが。
 
しかし、心臓を通り抜けたり、赤血球が酸素を補給したりという
人体の神秘と、冒険している気分とを、同時に楽しめたのは素晴らしいと
思いました。
小学校の理科の授業などで、子どもたちにも鑑賞させてあげたい作品。
 

 
【あらすじ】yahoo!映画より
人間の体内を舞台にしたSF冒険映画の傑作。脳に障害を起した要人を救うべく、ミクロ・サイズに縮小された科学者グループは特殊潜航艇プロテウスに乗り込みその体内に入った…。