我が子を交通事故で失い、危険運転致死傷罪の成立をなしとげた母親の
実話に基づく作品。
2000年4月。早稲田大学に入学したばかりの零は
飲み会の帰りに飲酒検問から逃げ出し
無灯火で逃走してきた車に跳ねられ即死してしまいます。
業務上過失致死。
もっとも重くて懲役5年。加害者の野崎(袴田吉彦)の刑期は3年3ヶ月。
被害者の母親である圭子は、テレビ局の報道記者である上杉や
被害者の母親である圭子は、テレビ局の報道記者である上杉や
同じように身内を交通事故で亡くした人たちの協力を得て交通事故の
厳罰化のための活動を始めます。
圭子は37万の署名を集めたり、全国で「命のメッセージ展」を開催します。
圭子は37万の署名を集めたり、全国で「命のメッセージ展」を開催します。
そしてついに、彼女らの活動が認められ
2001年12月25日、危険運転致死傷罪が刑法に新たに創設されたのです。
(一般市民による初の法改正)
出所した加害者が、嗚咽しながら涙を流し謝罪するシーンは感動します。
しかしそれが、実はうわべだけだったと知ったとき
現実のむなしさを感じました。
主人公の女性は自分の信念を貫き、行動をし、本当に凄い方だと思いました。
もし私だったら、気が狂って終わりでしょう・・