堺雅人さんの顔って、普通にしている顔がすでに笑顔のようで、
この作品の真面目で良き夫、良き父親というイメージとぴったりでした。
正統派美人の仲間由紀恵さんも相変わらず(作品の中では老いても。笑)
素敵でしたし、
ベテラン勢も好感度バッチリ。
そろばん侍として働く武士(現在の公認会計士のような職業)猪山直之は
藩の会計の不正を明らかにします。
そして家計でも、世間体など気にせず
そして家計でも、世間体など気にせず
破産寸前になった実家の債務整理をして家を立て直すのです。
武士といえば、文武両道のようなイメージが強くありますよね。
しかし、あたりまえといえば、あたりまえなのですが
お城の中にはこんなふうに、ただひたすら事務職をこなす侍も
多くいたのでしょう。
そんな、そろばん侍が主人公という映画は初めて観ましたので
新鮮ではありました。
借金返済のため、大切にしていた家財道具や着物を売られてしまうときの
こんな素敵で可愛い、おばあちゃんになれたらいいですね。
(松坂慶子さんはレベル高すぎだろ?)
とても良いお話なのですが、少々盛り上がりに欠けたのは残念です。
主演者のコミカルな演技が好演だっただけに、もったい気がしました。
【あらすじ】yahoo!映画より