源氏九郎颯爽記 白狐二刀流(1957)


 
 
ひとことでいえば、少年漫画のような時代劇ですね。
(誰に同意を求めているの?笑)
 
源氏九郎の見つけた義経の秘宝ををめぐって
悪徳商人・貧乏公家・攘夷浪士たちが暗躍する物語。
 
浪人なのに真っ白な着物で登場にまず度肝を抜かれました。
口に花を銜えたり(ベルバラかと思ってしまいましたよ)
西洋のレディがフラメンコ?を踊るのにも驚かされましたね。
幼馴染である、志津子の許嫁の今出川兼親は
志村けんの)バカ殿みたいですし
ラストの源氏九郎が二刀流構えた勇ましい姿にも、思わず笑ってしまいました。
 
大勢のならず者が拳銃で襲ってきますが
なぜかいきなり拳銃を刀に持ち替えて使い出し
源氏九郎に斬り倒されてしまいます。
源氏九郎が「眠り薬」を盛られたときには
だんだんと身体が動かなくなっていき・・・
次の場面ではロープに掴まってぶら下がって、あれ?という感じで。
 
終始ギャグっぽく、突っ込みどころ満載。
とても楽しく鑑賞することが出来ました。
 
でもこの作品、コメディ映画ではなかったようで・・・
(こんなレビューしてしまってゴメンナサイ。笑)
 

 
【あらすじ】yahoo!映画より
源氏九郎は火焔剣と水煙剣を手に入れ、義経の財宝の秘密を突き止めた。兵庫の港町でイギリス人船長の娘マリーを助けた源氏九郎は、貧乏同心の幸田と知り合い同心長屋で世話になることに。尊皇攘夷を唱える貧乏貴族の今出川兼親は、許嫁の志津子を使って源氏九郎を誘い出した。源氏九郎はそこで浪人たちに襲われるが、幸田らに救われ事なきを得る。だが義経の財宝を狙う播州屋の柳永二郎に同心長屋を焼き討ちされ、源氏九郎は揚羽蝶を振りかざすのだった。