香川県の、警察犬試験に何度も失敗した「きな子」と
訓練士を目指す女の子の実話。
職場に勤めたばかりの頃は失敗も多いですよね。
右も左もわかりません。
仕事や人間関係は、学校のテストのように答えがあるわけでありません。
やはり、経験や実績が信頼を生むのです。
それは人間だけではなく、職業犬も同じかもしれませんね。
感動したのは、たよりなかった見習い警察犬のきな子が
女の子が山中で遭難したときに、救助犬のように大変身し
急な山道を駆け抜けあんこちゃんのもとまで走るシーンです。
訓練では障害物を巧く乗り越えられなかったのに
山では立ち入り禁止のパイプをうまく飛び越えるのです。
全体的には普通の作品でしょう。
しかし、私も皆さんと同じように、子どもと動物には弱いタイプなので、
両方登場するこの作品、ついつい応援しながら観てしまいました。
「いまだ警察犬を目指してる」という最後のテロップには笑えます。
【あらすじ】ウィキペディアより小さい頃に、警察犬訓練士だった亡き父と警察犬エルフの活躍を見て訓練士を志すようになった杏子は、見習い訓練士としてラブラドールレトリバーのきな子を警察犬にしようと決意する。しかし、訓練発表会で失敗をしてズッコケ見習い警察犬として有名になってしまう。イベント犬としても声がかかるようになる中、以前よりも厳しい訓練を行っていくが警察犬試験でも失敗をしてしまい、きな子は倒れてしまう。訓練のことに精一杯のあまり、きな子の体調に気づけなかった杏子は訓練士を辞めることを決意するのだが