ジェームズ・キャメロンのタイタニックの秘密(2003)


 
 
本物の沈没しているタイタニック号を、
小型潜水艇などを駆使して撮影したドキュメンタリー映画
 
ドキュメンタリーって内容の良し悪しにかかわらず、
退屈になることが多いのですが
そこはさすがのジェームズ・キャメロン監督。
沈没した船から、あたかも当時の華やかな人々の幻影が現れるような
CGとの組み合わせ。
そこにはそれぞれの物語があり、見ている側を想像の世界に誘います。
神秘的な映像に、ラストまで全く退屈することなく鑑賞することが出来ました。
 
また深海での撮影のトラブルには冷や汗モノ。
狭い潜水艇の中での作業は緊張感がいっぱいですし
高額な撮影機材が海底に沈んでしまったら、
再び大金を調達することは困難なのです。
 
私は3Dでの鑑賞はあまり好みではないのですが、
アイマックスシアターでの上映等、
劇場で3Dで観た方の評価はとても高かったようです。
 
夢とロマン溢れる作品。
男性の方向けかと思います。
 

【あらすじ】ウィキペディアより
ジェームズ・キャメロン監督は、タイタニック号の残骸が眠る現場に戻ってきた。 歴史の専門家、海洋の専門家、友人のビル・パクストンとともに、ほぼ1世紀前、1,513人が命を失った最期の場所へと台本なしの冒険に乗り出したのである。 この探検のために開発した技術を用いることで史上初めて、キャメロンとそのクルーは実質的に、タイタニック号の内外をくまなく調査することができた。 3D撮影により、映画の観客はクルー同様、潜水艇に乗り込んだかのように船を体感することができる。 このドキュメンタリーはIMAX 3D、特に35mmの3Dシアター用に撮影された。 キャメロンとそのチームは、89年間誰も目にしたことのなかった光景を観客の目前に展開し、この歴史的な船が、他のどの難破船よりも好奇心を刺激し人々を魅了する理由について探る。