イエロー・ハンカチーフ(2010)


山田洋次監督の名作「幸福の黄色いハンカチ」のリメイク。
これはこれで、それなりに良い作品なのではないでしょうか。。
 
武田鉄也さんのしつこさというかクドさがないぶん、
爽やかに仕上がったような気がします。笑
 
舞台は北海道から、ハリケーンカトリーナで傷つい
ニューオーリンズに移ります。
 
ハンカチが、「黄色い船の帆を揚げてくれ」になっていたのも、
アメリカらしいですよね。
 「私にあなたを愛させたのは、あなたよ・・」
 
 
妻との想い出に浸るブレッド(ウィリアム・ハート)。
しかし勇気がなく、妻の住む場所に再び帰ることをためらっています。
そんなブレッドにマーティン(クリスティン・スチュワート)が言う
セリフもいい。
 
「私ならずっと待ってる!」
 
しかし黄色い帆はみつからなかった・・・
 
諦めかけたその時
代わりにロープに結ばれていたのは、何十もの黄色いタオルやバンダナ。
 
私は単純なので、胸が熱くなりジーン・・・。
 

 
【解説】allcinemaより
6年の刑期を終え、出所した中年男ブレット。そして、ミシシッピー川のほとりに佇んでいた彼は、そこで2人の若い男女ゴーディとマーティーンに出会う。鬱屈した気持ちを抱える若い娘マーティーンは、変わり者の青年ゴーディにドライブに誘われ、自暴自棄ぎみに応じていたのだった。はじめは戸惑うものの、意気投合した彼らと共にドライブへ繰り出すこととなるブレット。こうして3人のアメリカ南部の旅が続く中、彼はやがて自分の過去を語り始める。またそんなブレットには、彼の妻メイが暮らすニューオリンズに行って確かめなければならないことがあった…。