ザ・ファブル(2019)

このテの作品は予告だけで内容が分かってしまいますが(笑)

ねこちゃん(猫姫)のおススメとあり鑑賞しました

 

原作は南勝久の「今一番面白い」と称される漫画で

累計部数はなんと2000万部を突破

監督はCMやWEBムービーで国際的に高い評価を得ている江口カン

見せ方を知っている

ファイトコレオグラファー(アクション監督、殺陣の振付師)に

ボーン・アイデンティティー」「96時間」「トランスポータ」などの

格闘アクションを手掛けてきたアラン・フィグラルツを招くあたりにも

本気度が伺えます(笑)

冒頭からヤクザとマフィアの一味をたったひとりで片付けてしまう

伝説の凄腕の殺し屋、ファブル(岡田准一

とにかく全編にわたってアクションが素晴らしい

そして大笑いできるわけではないけど

バカすぎるギャグはイイ感じでぬるい

なので本物の任侠映画を求める人は見てはいけません(笑)

ファブルは暗殺者になるため野生児として山の中で育ったため

日常生活に不慣れで常識知らず(笑)

とにかく猫舌(毒味をしすぎたせいらしい)

枝豆とスイカは皮ごと、魚やチキンも骨ごと食べる

家では素っ裸、狭い浴槽での中で寝ています

岡田准一 の全裸いただきました 笑)

どうでもいいところで笑えるのは

白目でテキーラ飲む藤森慎吾と

くだらなすぎるピン芸人”ジャッカル”宮川大輔

「なんで俺もやね〜ん!なんで俺もやね~ん!」

ある日、親父(佐藤浩市)から佐藤明という新しい名前を与えられ

バブリーな相棒(木村文乃)は妹の佐藤ヨウコとして

1年間殺しをやめて、一般人として生活しろと命令され

大阪の真黒カンパニーの浜田会長(光石研)と

海老原社長(安田顕)に預けられます

海老原が佐藤を試すため、チンピラを差し向けると

佐藤はわざと負け、鼻血を出して泣きじゃくります

それを見た通行人のミサキ(山本美月)はハンカチを差し出しますが

佐藤は立ち去ってしまいました

佐藤が仕事を探していると、偶然ミサキに会い

ミサキは自分の働くデザイン会社を紹介しました

社長の田高田(佐藤二朗時給800円 で採用

さらに佐藤の書く独特なイラストが動物園のチラシに使われることになり

時給も900円にアップします

一方真黒カンパニーではかって女を殺し服役していた小島(柳楽優弥が出所

小島はとんでもないワルでしたが海老原は可愛がっていました

海老原と小島を倒し真黒カンパニーを乗っ取ろうと目論む砂川(向井理)は

背後にファブルがいることを匂わせ、ファブルの命を狙う

殺し屋のフード(福士蒼汰とコード(木村了)を雇います

反社会勢力なのに全員イケメンすぎるだろ

(「ルフィ」みたいなの出さんと 笑)

小島は海老原から禁止されている花屋(売春)の仕事を始めようと

元グラビアアイドルだったミサキのところにやって来ます

田高田社長が通り魔に襲われ、次は母親と祖母を襲うと脅されるミサキ

ミサキは小島の依頼を引き受けるしかありませんでした

海老原は佐藤に愛車のハコスカ

(日産スカイラインのクラッシックカー)を譲るから

小島を助けてほしいと頼み、佐藤が小島のアジトに向かうと

すでに小島とミサキはフードとコードに誘拐され

砂川が任されているゴミ焼却所にいました

「誰もを殺すな」の親分の命令は絶対

佐藤はコーナンで材料を買い、殺傷能力のない銃を自作

準備を整えた佐藤は、黒いニット帽(マスク)をかぶりファブルに変身

壁をよじ登り、画面を縦軸横軸に激しいアクション

肉弾戦で次から次へと敵を倒していきます

小島はなんだかイイ奴になり、ヨウコの協力もありミサキも救出

仕事を終えた後には、倒れた敵が全員起き上がり

誰も死なないって気持ちいいね(笑)

が、突然親父が現れフードとコードを殺し

佐藤浩市がカッコいいとこ全部持っていた問題)

海老原も裏社会のけじめとして、小島を撃つのでした

なんのために頑張ったのよ、ファブル(笑)

ヨウコ(酒好き)はミサキをホームパーティに誘いました

しかし恐ろしい思いをしたミサキの表情は暗いまま

そんなミサキに、佐藤はミサキに頼まれていた似顔絵を渡します

相変わらず下手くそなイラスト

でもその温もりにミサキは泣いてしまうのでした

 

 

【解説】映画.COMより

2017年度講談社漫画賞を受賞した南勝久原作の人気コミックを岡田准一主演で実写映画化。超人的な戦闘能力を持つ伝説の殺し屋ファブルは、育ての親であるボスから、1年間殺し屋を休業して普通の人間として生活するよう命じられる。もし誰かを殺したらボスによって処分されてしまうという厳しい条件の中、「佐藤アキラ」という偽名と、相棒ヨウコと兄妹という設定を与えられ、大阪で暮らしはじめたファブルは、生まれて初めての日常生活に悪戦苦闘。そんな中、偶然知り合った女性ミサキがある事件に巻き込まれたことから、ファブルは再び裏社会に乗り込んでいく。相棒ヨウコを木村文乃、ボスを佐藤浩市が演じるほか、山本美月福士蒼汰柳楽優弥向井理ら豪華キャストが集結。カンヌをはじめ数々の広告祭で受賞歴を持つCM界の巨匠・江口カンが監督を務め、「20世紀少年」「GANTZ」の渡辺雄介が脚本を手がける。

2019年製作/123分/G/日本
配給:松竹