シリーズものも3作目ともなると、1作目とはブレてしまう作品が多い中
最後まで「自分探し」という一貫した統一感があったことは良かったです。
「ロード・オブ・リング」の完璧な完結とまではいきませんでしたが。
CIAの極秘プロジェクト「トレッドストーン計画」によって
過去の記憶を消されたうえに
殺人マシンへとマインドコントロールされたボーン。
自分の正体を知るため、世界各国を渡り歩き、核心を握る人物に迫ります。
ゲリラ的なアクションがいい。
建物から建物、上へ下へと立体的に動くのです。
マット・デイモンの肉体ひとつで、ぐいぐいと引っ張ります。笑
欲を言えば、もう少しストリーは
大人が鑑賞しても納得いくようにして欲しかった。
冒頭のロシア警察とのやり取りも意味不明だったし
ヴォーゼンのオフィスに簡単にボーンが侵入したのもあっさりしすぎです。
しかしアクション映画としては1級でしょう。
アクションのスピード感に切れ味、間延びしない緊張感で
最後まで飽きることがありません。
エンディングも良かったですね。
笑わない諜報員のニッキーが微笑む・・
こちらまで思わずニヤリとしてしまう粋なラストでした。
【解説】allcinemaより
マット・デイモン扮する記憶を失った元CIA諜報員が自らの過去を取り戻すため世界中を駆け巡る大ヒット・スパイ・アクション・シリーズ完結編。原作は全3部作からなるロバート・ラドラムの“ジェイソン・ボーン”シリーズ。目の前に次々と降りかかる危機を乗り越え、ついにジェイソン・ボーンの過去が明らかとなる。監督は引き続き「ユナイテッド93」のポール・グリーングラス。
CIAの極秘計画“トレッドストーン”によって過去の記憶を消され、究極の暗殺者にされたジェイソン・ボーン。彼はその過去の断片を辿りながら、全てを明らかにしようと奔走していた。そんなある日、イギリスの大手新聞ガーディアンにボーンの記事が載る。その担当記者ロスが、CIAの内部告発に基づいて、トレッドストーンのアップグレードとなる“ブラックブライアー”という計画に関する取材を進めていたのだった。ロンドン支局からその情報を聞いたニューヨークのCIA対テロ極秘調査局長ヴォーゼンは、ただちに現地要員へロスの監視と尾行を指示。また同じ頃、この新聞を目にしたボーンもロンドンへ飛び、監視を巧みにかわしながらロスと接触するのだが…。
CIAの極秘計画“トレッドストーン”によって過去の記憶を消され、究極の暗殺者にされたジェイソン・ボーン。彼はその過去の断片を辿りながら、全てを明らかにしようと奔走していた。そんなある日、イギリスの大手新聞ガーディアンにボーンの記事が載る。その担当記者ロスが、CIAの内部告発に基づいて、トレッドストーンのアップグレードとなる“ブラックブライアー”という計画に関する取材を進めていたのだった。ロンドン支局からその情報を聞いたニューヨークのCIA対テロ極秘調査局長ヴォーゼンは、ただちに現地要員へロスの監視と尾行を指示。また同じ頃、この新聞を目にしたボーンもロンドンへ飛び、監視を巧みにかわしながらロスと接触するのだが…。