ナッティプロフェッサー2/クランプ家の面々(2000)


 
 
リック・ベイカーのメイクは見事ですね。
私も彼にメイクしてもらえば夢のように変身できるのかしら?などと
妄想してしまいます。笑
 
ひとり9役で家族全員のキャラクターを演じ分ける
エディ・マーフィの演技も素晴らしいです。
 
頭がよく、気持ちのやさしいクランプ教授だけれど、
彼は自分の姿がコンプレックス。
でも見た目ではなく、中身を愛してくれる素敵な彼女がいるのです。
彼女さえいればハッピー。
 
なのにクランプ教授のもうひとりの人格、
ハンサムだけど超下品なバディー・ラヴが現れメチャクチャに・・
 
酷評が多い作品ではありますが
こういうコンプレックスをもった人間の願望って、私はわかります。
それに、変身願望ってありませんか?
若くなりたい、痩せたい、好きな人に振り向いてもらいたい・・・
そんな気持ちって誰しも少しはあると思うのです。
 
そしてやっぱり、外見も大事だけれど
それよりもっと中身の善さを認めて欲しいですよね。
 
でも、この作品はお下品が過ぎました。
ちょっと笑えない下ネタが多かったのが残念です。
 

 
【解説】allcinemaより
奇妙な変身騒動から時は流れていたが、クランプ教授は、いまだ自分のもう一つの顔であったバディ・ラブの幻影に苦しめられていた。変身の後遺症はあったもののそれ以外は順風満帆の彼の生活。彼は、憧れの美しい同僚デニースとの婚約を機に、自分の体から完全にバディの部分を取り除くことを決意。自分の遺伝子から悪性のバディの部分の抽出に成功した――ように見えたが。