白と黒のナイフ(1986)


 
 
オープニングは衝撃的で、サスペンス好きには良い香りがしましたが。笑
 
弁護士のテディ(グレン・クローズ)と
元上司の検事クラズニー(ピーター・コヨーテ)は
かって無実と知りながら有罪にした囚人を、自殺させてしまった過去があります。
クラズニーに妻殺しの容疑をかけられているジャック(ジェフ・ブリッジス)は
クラズニーのことを許せずにいるテディに弁護を依頼するのです。
 
やがて公私の境なく付き合いだすテディとジャック。
しかし検察側の証人の証言でジャックには妻のほかに愛人までいたことを知り
テディはショックを受け弁護を降りようとします・・
 
弁護士VS検事の対決は見ごたえがありました。
それと、探偵役のロバート・ロッジアが好演でしたね。
 
裁判の行方と、揺れ動く女心が同時に進行していきますが
依頼人と弁護士が関係をもつという展開は、やはりないほうがよかったでしょう。
 

【解説】allcinemaより
ある日、出版王の孫娘が別荘で惨殺された。そして、彼女のそばで昏倒していた夫ジャックが、莫大な遺産を受け継ぐ権利を得たことなどから容疑者として起訴されてしまう。ジャックは敏腕女性弁護士テディを雇い、法廷へ臨むことに。こうして、テディとジャックは無実の証明に奔走するうち、やがて愛し合うようになっていく。いよいよ裁判が始まり、数々の証言によって検事のトーマスに厳しく追及されるジャックとテディ。しかしながら、テディの旧知の探偵サムの協力や匿名の手紙から反証に転じ、ついには無罪を勝ち取るのだが…