就職戦線異状なし(1991)




異常なしというより
異常ありすぎでしょう(笑)
しかも笑えるほどのコメディでもありません

いくらバブル期の売り手市場だからといって
若者があまりにバカすぎます
うちの中学生だって、大人に対して
これよりはもっとマトモな言葉を使いますよ

プライベートと就職活動とのメリハリもない
当時は本当にこういうキャバ嬢みたいなスーツで
企業の面接を受けたのでしょうか

ああ、でも言えば言うほど
書けば書くほど
バブルを謳歌できなかった者の
妬みになってしまう
僻みになってしまう(笑)

でも、浮かれた甘い日々は短い
少しづつ、社会の厳しさを味わっていくのです

身近にいた好きな人に気が付く
そんな終わり方は良かったですね
槇原敬之さんの「どんなときも」も
名曲だと思います



【解説】allcinemaより
激化する就職活動戦線で奮闘する学生たちの姿をユーモラスに描いた青春ドラマ。織田裕二仙道敦子和久井映見などトレンディ・ドラマの顔が集まった。お調子者な性格の大原、ひたすらマスコミに憧れ「いい女にいい車」を手に入れることを夢見る立川、学生でありながらもライターとして活躍、大原に好意を抱く毬子、要領の良さと親のコネで超大手代理店の内々定をとっている北町の4人。それぞれが就職活動を行う中で、夢や希望、悩み、戸惑いを感じながら自分の道を切り開いていくのだが…。