デジャヴ(2006)


 
 
 
辻褄あわせが巧妙で、実によく出来たストリー。
 
ワームホールを使って過去にタイムトラベルをし
テロ事件を解決するなんて、いい大人が観て面白いのかなぁ?
なんて思いましたが、十分楽しむことが出来ました。
 
主人公はATF(アルコール・タバコ・火気・爆発物取締局)の捜査官ダグ。
事故現場付近から見つかった女性クレア(ポーラ・パットン)の不審な遺体。
クレアを調べることが事件の解決になると思ったタグは、
国家偵察局の研究チームが開発した、
4日と6時間前の状況を再現できるシステムを使い犯人を追います。
 
なんといってもやはり、デンデル・ワシントンがカッコいい。
彼の自然で落ち着いた雰囲気って、なんともいいですよね。
 
被害者の女性の過去の映像に、だんだんと惹かてゆく主人公。
ついに彼女の殺害を止めるために、過去に自分自身を物質移動させます。
でも、そんな恋心を態度に出さないところがまた良いのです。
 
そしてクレアが、記憶がないタグと再会するラストシーン。
思わず「この二人がうまくいきますように・・」と祈ってしまいました。
 
 
【あらすじ】yahoo映画より
乗客の543名が死亡する悲惨なフェリー爆発事故が発生し、現場でひとりの女性の死体が発見されるが、捜査官のダグ・カーリン(デンゼル・ワシントン)は、どこか見覚えのある顔に思えてならなかった。ダグはクレアというその女性と会うのは初めてだったが、彼女の部屋を調べるとダグの指紋をはじめ、さまざまな彼の痕跡(こんせき)が残されていた。