舞妓さんちのまかないさん “The Makanai: Cooking for the Maiko House” (2023)

週刊少年サンデーに連載中の270万部超えのベストセラーコミック

小山愛子舞妓さんちのまかないさん」を

9話のNetflixシリーズとして是枝裕和が総合演出・監督・脚本

今一番Netflixの推しが凄いですよね(笑)

食事で癒される系の作品が好きな人におススメ

本作でもフードスタイリスト飯島奈美がいい仕事をしています(笑)

青森から京都の屋形「市」に「仕込みさん」(舞妓候補)としてやってきた

16歳のキヨとすみれ

すみれ(すーちゃん)が 「百年にひとりの逸材」と言われるのに対し

キヨはどのお稽古もうまくできない

早々に「お止め」(クビ)になり青森に返されそうになった時

台所のおばちゃんが腰を痛めて仕事ができなくな

代わりに作った親子丼が大好評

「まかないさん」として残ることになります

そこからすみれが「百はな」として

舞妓デビューするまでがおおよその筋

 

それでなくても女の世界は厳しいのに

ましてや芸奴ともなれば苛めに足のひっぱりあい

相当な根性がないとやっていけないと思うのですが(笑)

是枝(これえだ)の「誰かを悪者として描くことをしない」というスタンス

ここでも一緒

しかも是枝って、こんなに女優撮るのうまかった?というくらい(笑)

キヨの森七菜は愛らしいし、すみれ役の出口夏希は美少女

「お母さん」の常盤貴子や、完熟超えの松坂慶子でさえ(失礼)

とても可愛い

ユニセフのくだりが笑える)

目の保養になるうえ、ほんわか癒されること間違いありません

 

 

キヨ森七菜

 

すみれ出口夏希


涼子蒔田彩珠

屋形の女将さんの高校生の娘

 


千代松坂慶子

先代の女将さん

 


百子橋本愛

花街で人気No1の芸妓

 

 

吉乃松岡茉優

百子の元同期で出戻り

 


常盤貴子

屋形の女将さん涼子の母

 

白米、焼き魚、お味噌汁、玉子焼き

忙しいときも、疲れたときも、深夜の背徳めしも

普通のごはんがいちばん美味しい

だって日本人だから、あらためてそう思いました