ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン(2011)




これは酷い

自己チュー女の暴走と意地の張り合い

しかしアメリカでは「SATC セックスアンドザシティ」を抜いて
大ヒットしたそうです(「セックスアンドザシティ」も面白いと思わないけど)
このテのコメディが女性から評価が高いのがどうも頷けない
30超えても独身女性の自虐ブームなのか
それとも私の方が勘違いオンナなのか(笑)


ただ、私もカナダの結婚式に招待された経験があって
アチラの結婚式は日本の何倍も大変だということは痛感しました
プレゼントのお披露目会に、独身最後のパーティ
しつこいほどの記念撮影
しかも費用はほとんど女性側の負担
この作品でも花嫁の父親が「破産だ」と嘆きますが
それくらい大金がかかるものなのです




アニーはお互い束縛しないというセフレがいる30代
彼氏とケーキショップを経営し
店も恋も失敗した経験があります

そんな彼女の慰めは、親友のリリアン
お互いの恋の傷を舐めあってきた幼馴染
なのにそのリリアンが結婚!しかもセレブと!

「メイド・オブ・オナー」(花嫁介添人のリーダー)になったアニー
だけどリリアンのもうひとりの親友、素敵美人妻ヘレンに
異様な対抗心を燃やしてしまいます

そのうえ、ほかの花嫁介添人はみんな変わり者
よかれとしたことがすべて失敗
リリアンには迷惑をかけまくり
好意をもってくれた警察官のネイサンの気持ちは傷つけてしまう
(警察官の気を引くため何度も交通違反をするところはヨカッタ)





女性向けラブコメも、今では
ゲロに、ウンコに、下ネタ満載
笑えるというより、イタすぎました

それでも、主演しているのは
アメリカでは有名なコメディエンヌばかりだそうで
彼女らの即興のアイディアや演技のうまさに
脚本が書き直されたシーンも多くあるそうです


ウンコネタと下ネタの好きな人にはオススメ
私にはあいませんでした



【解説】allcinemaより 
「40歳の童貞男」「無ケーカクの命中男/ノックトアップ」のジャド・アパトー製作、「サタデー・ナイト・ライブ」などで活躍するコメディエンヌ、クリステン・ウィグの脚本・主演で贈る痛快ドタバタ・コメディ。結婚する親友の花嫁介添人(ブライズメイド)を頼まれたヒロインたちが、その準備に悪戦苦闘する中で繰り広げる女の本音と熱き友情を下ネタお下劣ギャグもふんだんにコミカルに描く。アカデミー賞ではみごと脚本賞(アニー・マモロー&クリステン・ウィグ)と助演女優賞メリッサ・マッカーシー)の2部門にノミネートされた。
 30代独身のアニーは、開業したケーキ店がつぶれた上、恋人にも捨てられ、人生最悪の日々を過ごしていた。そんな折り、大親友のリリアンが結婚することになり、アニーはブライズメイドのまとめ役を頼まれる。さっそく他の4人のブライズメイドたちを紹介されるが、いずれ劣らぬ個性派揃い。意見も合わないばかりか、互いにライバル意識をむき出しにする始末。それでもリリアンのために立派なウェディング・プランをと意気込むアニーだったが、前途には想像を絶する困難の数々が待ち受けていた。