ジャズとクラシック、タップとバレエとワルツを融合した
ミュージカル映画の唯一無比の傑作ということ
衣装や美術も素晴らしい
有名なラスト18分のダンスシーンは
私には長かったけど(笑)
前半はコミカルで楽しいですね
ピアニストのアダム(オスカー・レヴァント)
人気歌手のアンリ(ジョルジュ・ゲタリ)の
「S'Wonderful」が最高
アダムの独りオーケストラの妄想もよかった(笑)
ただストリーはいまいち
(脚本賞獲っています・・笑)
ジュリーもヒロインのリズも、お互いに二股をかけています
アンリからのプロポーズを受け
アメリカに旅立つ決心をするリズ
だけど、最後はずっと支えてくれたアンリではなく
ジュリーを選びます
恋とは時にそういうものかも知れないけれど
アンリが紳士だっただけに可哀そう
でもしばらくジュリーと生活したら
貧乏で喧嘩が絶えず、我慢できなくなったリズは
アンリのもとに戻っていくんだろうな
そんな余計な続編は考えなくていいんだけど(笑)
【解説】allcinemaより
パリで画家修業を続けるジェリーが、歌手のアンリと友情を結ぶ。やがてジェリーは、リズという美しい娘と出会い、恋に落ちてしまう。しかし、リズがアンリの婚約者であると知ったジェリーは、いさぎよくリズのことをあきらめるが……。モダン・バレエによる洗練されたミュージカル劇。