ミッション:8ミニッツ(2011)





サスペンス×ドラマ×SF×尊厳死×恋愛もの
そしてファンタジー
てんこもりの内容の割にはわかりやすく見やすかったと思います。
ディズニー作品ですもの
そのうちアトラクションができるかも?笑

爆破テロの起こった列車の爆破8分前に
ひとりの乗客の意識に入り込み犯人を捜すといういう
特殊プログラムの任務をしていたコルター・スティーヴンス大尉。
最初は何のことか、何のためにしているのか、まったく記憶がなかった。
しかし何度も過去にいくうちに彼は自分の考えで行動するようになり
新たなテロを未然に防ぐために犯人を捜すのが目的だと知ります。

そして自分はすでに死んでいて
生命維持装置で脳の一部だけが生きている
そのことも知ってしまいます。

私は今の人生で死んだ経験はないのですけれど。笑
生きていると同じように行動し考えてて痛みもあるのに
実は死んでいるって幽体離脱とか幽霊になった気分なのでしょうか。

もう死んでしまっているのだから
どんな手柄をたてても自分には何の得もない。
しかも何度も何度も死ぬ恐怖を味わうのです。
いくら身体が死んでしまっているからとそんな任務は許されるのか?

でもコルターは爆弾テロを阻止するため頑張ります。
目が覚めた時、そこにはいつもクリスティーナがいるからです。
彼女はもともとの知り合いなのでしょうか
それともたまたま通勤電車の相席に乗り合わせたのでしょうか。
なんだか彼女はカレとはうまくいっておらず
もう別れそうな様子・・・

しかもなかなかの美人、スタイルもいいし笑顔もキュート
これはチャンス!チャンス!チャンス!
その男心ひとつがスティーヴンスを行動させるのです。
(たぶん。笑)

量子力学の法則とかはわからないですけれど。笑
人には自ら解決したい問題が誰しもが持っていると思うのです。
心残りがないようにしたい。

人生の結果は死ぬときに決まるのでしょう。
コルターはクリスティーナと新しい人生を歩めたのでしょうか。
それともそれはただの幻影だったのでしょうか。

過去は変えられなけれど、未来は築けるはず。
平和で豊かな世界も不可能でないと思います
きっと。



【解説】allcinemaより
デビュー作「月に囚われた男」で注目を集めたダンカン・ジョーンズ監督の記念すべきハリウッド進出第1作となるサスペンス・アクション。列車爆破事件の犯人を見つけるべく、特殊な装置で爆発8分前の乗客の意識に入り込み、事件の真相に迫っていく主人公を待ち受ける衝撃の運命をスリリングに描く。主演は「ドニー・ダーコ」「ブロークバック・マウンテン」のジェイク・ギレンホール、共演にミシェル・モナハンヴェラ・ファーミガジェフリー・ライト
 列車の中で目を覚ましたコルター・スティーヴンスは、見知らぬ女性から親しげに話しかけられ当惑する。ほどなく列車内で大爆発が起きる。再び意識を取り戻すと、そこは軍の研究室の中。彼が体験したのは乗客全員が死亡したシカゴ郊外での列車爆破事件直前8分間の犠牲者の意識の世界だった。それは、次なる犯行予告の時間が迫る中、軍の特殊プログラムによって死亡した乗客の意識に入り込み、列車内を捜索して犯人を特定しようとする極秘ミッションだった。大役を任されたコルターだったが、列車内にとどまれるのはわずか8分。そのため何度も意識を8分前に戻しては爆破の恐怖に耐えながら、徐々に犯人へと迫っていく。しかし同じ8分間を繰り返すうち、そこで出会った女性クリスティーナに特別な感情が芽生えてしまうコルターだったが…。