カレンダー・ガールズ(2004)

 
 
 
イギリスのネイプリー。
女性連盟の集りでは、主婦の皆さんが「ブロッコリーの育て方」や
「ジャムの作り方」などを発表しています。
その様子はまるで、日本でいう婦人会での集会やPTAの講習会と同じ。笑
話の内容はマンネリ化で、参加者は退屈ぎみ。
 
連盟のひとり、白血病で夫を亡くしたアニーは
病院の待合室の固いイスのかわりに
快適なソファーを買いたいと思っていました。
そんな彼女の願いを叶えるため
友人達はヌード・カレンダーを作ることにします。
その収益金で、皮のソファーを買い病院に寄付するのです。
 
「私はもう55歳。今脱がなくちゃいつ脱ぐの?」
 
カレンダー作りは話題となり、予想をはるかに超える売り上げを延ばしました。
しかし成功は、家族とのすれ違いを生みました。
そして友情にも亀裂が入ってしまったのです。
 
世の中、美魔女とか熟女ブームですよね。
しかし主人公達は、熟女と言うより、すでに完熟に近いメンバー。笑
「そのままの姿でいい」なんて言いながらも
ダイエットやトレーニングをはじめるのが、やはり乙女心です。
 
カレンダーの中の彼女らは、綺麗で上品に撮影されていました。
母性的な裸体から、ぬくもりが感じられるようです。
 
カレンダーは、30万部販売され10億円近い収益は
白血病基金に寄付されたという実話。
莫大な収益について揉めなかったことは、なにより素晴らしいですね。
 

 
【あらすじ】yahoo!映画より
アニー(ジュリー・ウォルターズ)の夫が他界し、クリス(ヘレン・ミレン)は、女性連盟が毎年制作するカレンダーの収益で彼の居た病院への寄付を提案。売上を伸ばすため、彼女たちが思いついたのは自らがヌードモデルになることだった。