心がやさしく、要領が良いとはいえないふたり。
そこで待っていたのは、上官の理不尽ないじめばかり。
古川は悦子という女性と知り合い付き合い始めます。
しかし隊長の2号を押し付けられ結婚式を挙げるのです。
悦子は泣いて古川の前から去ります。
この作品の見所はやはり、日本が無条件降伏したらしいという噂が流れたとき
備蓄物資を盗み逃げようとする上等兵たちに、古川が機関銃を乱射するシーンです。
「お前ら、それでも、人間かー!」
「・・部下たちの心を考えた事があるのか・・・」
やさしさや思いやりの大切さを、上官に訴える場面は感動的でした。
そして終戦後、悦子にプロポーズした古川は言います。
「いつまでも平和が続く機械を発明する」
10作続いた人気シリーズの1作目ということです。
公開当時は、登場人物と同じような体験をした人も多くいたのでしょう。
古川の上官への逆襲に、スカッとしたに違いありません。
現在はシリーズのソフトは廃盤らしいですが。