ワイルド・スピード(2001)


 
 
これは期待しないで鑑賞したわりに意外と面白く見れました。
物語としては、「TAXY」や「トランスポーター」シリーズより
ずっと良かった気がします。
その理由はひとつ、物語の辻褄が合っているからです。笑
 
ストリート・カー・レースでより早く走るために車を改造する。
それにはとてつもない大金がかかります。
金持ちでなければできることではない。
それでなければ犯罪でお金を手に入れるしかない。
トラックの窃盗グループを追うFBI
走り屋の集団におとり捜査官を送り調査します。
 
ニトロを使って普通自動車が爆走するなんて
たぶん走り屋が憧れる夢の話なのでしょうが
アメリカでは現実にあるのでしょうか?)
ボタンひとつ押すだけでどんどん加速していく
ゼロヨンのシーンは緊張感や迫力がそれなりにありました。
 
お金を懸ける、愛車を懸ける
勝てば美女がデートしてくれる
男として認めてもらえる・・
プライドの戦いなのです。
 
恋と友情、そして任務との間で揺れ動く主人公の心。
車1台の借りにこだわった、キーを渡すラストもカッコよかったですね。
 
私自身、現実には改造車もスピード違反もあまり賛成できませんが
アストン・マーチンやBMWが007で
アウディがトランスポーターで
プジョーがTAXYで公道を建物の中を外をガンガン走り回っているのですから
映画の中でたくさんの日本車がこのように大活躍してくれたのは嬉しいですよね。
そういいながら自分は外車に乗っているんですけど。笑
 
改造車好きな方や、
今はファミリー向け仕様車だけれど、昔は、若い時には
かなりムチャしていた・・・
そんな方に超お勧めでしょう。
 

 
【解説】allcinemaより
全米で思わぬ大ヒットを記録し、映画を真似た若者たちによる交通事故が頻発、社会問題にまで発展したバイオレンス・カー・アクション。極限までチューンアップされたスポーツカーによる究極のハイ・スピード・バトルをCGを駆使してエキサイティングに描く。
 L.A.では深夜、若者たちが大金を賭けたストリート・カー・レースに熱狂していた。ドミニクは仲間たちから一目置かれる天才ドライバー。彼はレースを挑んでくる無謀な連中を相手に1度のレースで1万ドルを稼ぎ出す。そんなある夜、ブライアンという新顔がやって来る。彼もまたドミニクに負けない驚異のドライビングテクニックを披露、ギャラリーの注目を集める。しかし、誰も彼が警察官だとは想像もしなかった。ブライアンは実は、最近多発している高級品を積んだトラックがハイスピード状態のままジャックされるという事件を追って、潜入捜査を行っていたのだった。