アパルーサの決闘(2008)


 
 
二人のガンマンのヴァージル・コール(エド・ハリス)と
エヴェレット・ヒッチ(ヴィゴ・モーテンセン)。
この二人は良かったですね。
特にヴィゴ・モーテンセンは素晴らしい。
頭がよく、冷静で、渋くてカッコイイ。ヴァージルを立て、
片腕として彼を支えます。
 
ヴァージルは町にやってきた未亡人アニー(レネー・ゼルウィガー)に
恋をしてしまいます。
教養がなく字もろくに読めないヴァージル、
いままで付き合った女性は娼婦かインディアンだけ。
身なりがよく、ピアノも弾けるし、料理だってできる・・
アニーは今まで出会ったことのない女性。
彼女の前では無理に難しい言葉を使おうとしてどもったり、
いつも本を読んでみたり
自分をよく見せようと、ヴァージルがそれはもう一生懸命でかいがいしい。
 
だけどアニーはとんでもない浮気女だったのです。
 
役作りでそう見せているのでしょうが、
レネー・ゼルウィガーが本当にブスに見えてしまって。
なんだコイツ!ブスの年増女のくせに!!と思わせてしまうのです。
(人のことはなんでも言えます。笑)
 
やっとの思いで保安官殺しを逮捕し裁判に・・
その一歩手前で、アニーが誘拐されたせいで犯人を逃がしてしまいます。
なのにアニーときたらこの悪人と一緒に、楽しそうに裸で水浴び。
なんという・・
 
最初から最後までレネー演じる女性に、イラついた作品のような気がします。
もう少し出番を控えめにしたほうが、作品が活かされたのではないでしょうか。
ヴィゴ・モーテンセンがものすごく良かっただけに、もったいなかったなと。
 

【解説】allcinemaより
悪がのさばる町アパルーサ。名うてのガンマン、ヴァージル・コールは町に正義を取り戻すべく保安官として雇われる。彼は相棒のエヴェレット・ヒッチと共に、牧場主のブラッグ率いる悪党一味と対峙していく。そんな中、この町にやって来た美しき未亡人アリソン・フレンチ。やがてコールは、この謎めいた未亡人に惹かれていくが…