
原題の「En effeuillant la marguerite」は
ヒロインがA.D.というペンネームで発表した小説のタイトル
10年ぶりの鑑賞でございます
(GYAO!でBB生誕80年の特集があったハズ)

田舎町に住む文才の全くありそうにないBBが
官能小説を書いて作家としてデビュー
お堅い将軍の父親は娘を修道院の宿舎に入れようとしますが
娘はパリで画家として成功した兄を頼って家出

ところが兄(ダリー・コール)が画家というのは嘘っぱち
バルザック博物館のガイドとして働いていました
この兄がまた「禁煙です」と言いながら
自分はさかんにタバコをくわえているといういい加減さ
(こりゃあ兄妹で父親とあわないのもあたりまえ 笑)

博物館を兄の家だと思い込んでいるBBは
バルザックのベットで寝る
さらにはバルザックの初版本を18万フランで売ってしまいます
BBにはちょっと馬鹿っぽいお転婆娘をやらせると、やたら上手い
そこらへんもMMと比べられる所以なのでしょうね

その金でドレスを買ったり
汽車で助けてくれたジャーナリストのプレイボーイ(ダニエル・ジェラン)と
レストランで食事して
しかもそのプレイボーイとすぐに婚約という計画のなさ(笑)
が、初版本が売りに出されていることが博物館館長にバレ
兄が窮地に立たされてしまいます
なんとか本を買い戻さねば!

その時目に入ったのが素人ストリップ大会のチラシ
賞金は20万フラン
BBは「ソフィア」という仮面のイタリア人女性として見事地区大会で優勝
(何を着ても、着てなくても(笑)、どんな髪型をしても可愛い)
するとプレイボーイの婚約者が「ソフィア」にも惚れてしまいます

さらに20万フランを受け取るには
故郷の田舎町で行われる決戦に出場しなくてはなりません
さらにさらに審査委員のひとりに将軍の父親が選ばれてしまいます
昔はストリップといっても
こんな町のお祭りのステージみたいなノリだったんでしょうか(笑)

BBは友人のソフィアに代理を頼みます
とはいえソフィア(ルチアナ・パルッツィ)もストリップの経験などないし
恥ずかしくてやりたくない

そしてついにストリップ会場では「ソフィア」の出番
ストリップを披露するのはBB「ソフィア」なのか
ルチアナ・パルッツィの「ソフィア」なのか
殿方のみなさまは、相当よこしまな下心にそそられたことでしょう(笑)

ソフィアが登場すると、さきほどまでのモジモジはどこへやら
見事なヌードを披露(笑)
さらに華麗に仮面を外すと会場は大盛り上がり
素顔を現したのはなんとジャーナリスト仲間の
マガリ(ネイディーン・デ・ロチルド)でした

BBの本は再版が決定、原稿料が届くと無事に本を買戻し
父親の許しを得て結婚
なんちゃって日本へと新婚旅行に向かったのでした
そこでもプレイボーイ夫の癖は直らなそうな予感
だって脚本はロジェ・ヴァディムですから (笑)
【解説】映画.COMより
ブリジット・バルドーのキャリア初期の代表作のひとつで、小説家志望の女性がストリップ大会で一獲千金を狙う姿を描いたコメディ。
ヴィシーの町に暮らすアニエスは匿名で際どい内容の小説を発表し話題を呼ぶが、堅物で知られる父デュモン将軍は彼女が小説を書くことに反対し、寄宿学校に入れようとする。駅へ連れて行かれたアニエスは隙を見てパリ行きの電車に飛び乗り、同じく父と衝突して家を出た兄のもとへ向かう。兄が住み込みで働く「バルザック博物館」を彼の家だと勘違いしたアニエスは、本棚から1冊の本を抜き取って古書店に売ってしまう。その本はバルザック自筆のサインが入った「谷間の百合」の初版本だった。気づいた時には買い戻すためのお金も使い果たしており途方に暮れたアニエスは、多額の優勝賞金を獲得できる「素人ストリップ・コンテスト」のポスターを見つけ、ウィッグと仮面で変装して出場するが……。
バルドーが映画界に入るきっかけをつくったマルク・アレグレが監督を務め、バルドーの当時の夫ロジェ・バディムが脚本に参加。「ブリジット・バルドー レトロスペクティヴ BB生誕90年祭」上映作品。
1956年製作/102分/G/フランス
原題または英題:En effeuillant la marguerite
配給:キングレコード