ブレット・トレイン(2022)

原題も「BULLET TRAIN」(弾丸列車)

 

新幹線「ゆかり号」京都行き

停車駅は、品川、新横浜、静岡、名古屋、米原

凄腕だけどツキのない殺し屋

身代金の入ったブリーフケースを巡り大暴れ

原作は伊坂幸太郎で、日本が舞台ありますが

微塵も実際の日本は描かれていません(笑)

らしさといったら漫画的

この不可思議なデタラメさを笑えるかどうかと

きかんしゃトーマス」を知らないとノレない(笑)

ツッコミどころは

東京駅の新幹線ホームがまるで山手線のホーム

モモもんは東京五輪のマスコット?

新幹線の屋根に飛び乗り、素手で窓カラスを割り侵入

今の時代に日本刀での殺陣

それで、壊れた新幹線や民家やインフラはどうなるの?(笑)

よかったところは、CG丸出しながらハイセンス

車掌や車内販売員といった、チョイ役のキャラが活きている

ラストの依頼主がまさか「あの人」(笑)

舞台は東京

元殺し屋のキムラの息子ワタルが何者かによって屋上から突き落とされ重体

キムラは復讐を誓います

同じ頃、「レディバグ」にハンドラー(調教師)のマリアから仕事の電話がきます

「東京駅で新幹線に乗り、ブリーフケースを盗んだら品川駅で降り」というもの

指定されたロッカーに用意されていた銃は持たず

ゆかり号に乗り込むと、すぐにブリーフケースは見つかりま

 

ほかの乗客は

ロシア人犯罪組織のボス、ホワイト・デスの誘拐されていた息子、「サン」

(毒殺されすぐ死亡)

ホワイト・デスからサンと

犯人から奪い返した1千万ドルの身代金の入ったブリーフケースを

京都まで届けるよう依頼された「みかん」と「レモン」兄弟

ゆかり号」に犯人が乗っているという手がかりをつかんだキムラ

ワタルを突き落とした張本人で、ワタルを利用し

キムラにホワイト・デスの暗殺させようと企む「プリンス」

結婚式でレディバグに妻を毒殺されたと信じてる「ウルフ」

(自分の投げたナイフが跳ね返りすぐ死亡)

動物園から盗まれたブームスラング(毒蛇)

ホワイト・デスが送り込んだ殺し屋「ホーネット」(モモもん

レディバグに協力する乗客

キップ拝見の車掌と

親切な車内販売員(ブラピが水を受け取るシーンが笑える)

おかげさまで車内はスカスカ(笑)

そこから名古屋駅ではホワイト・デスの部下に渡したアタッシュケースが爆破

みかんがプリンスに撃たれ死亡

ホーネットは誤って自分の身体に蛇の毒の注射を打ってしまったうえ

解毒剤をレディバグに奪われ死亡

みかんの遺体を見つけたレモンは

プリンスの背中に「ディーゼル」のシールを見つけますが

プリンスに騙されたレディバグと乱闘になり銃が暴発して死亡

(と思ったら防弾チョッキで助かった)

米原駅でキムラの父親「エルダー」が乗り込んでくると

(過去にホワイト・デスに妻と大親分の根岸を殺されている)

レディバグ、レモン、キムラはエルダーと協力し

京都でホワイト・デス一味を倒す計画を立てます

京都駅でホワイト・デスの部下がブリーフケースを開けると爆発

レディバグは爆風で列車内へ吹き飛ばされ、ホワイト・デスも乗り込み

レモンが「ゆかり号」を発車させると
プリンスホワイト・デスの娘だった)が

「父親の気を引きたかった」と言うものの

ホワイト・デスは娘を無視しエルダーと戦います

一連の殺しはホワイト・デスが

「殺し屋たちがお互いを殺し合うためよう仕組んだ」罠でした

ホワイト・デスは妻が交通事故で死んだのは

殺し屋たちのせいだと思い込んでいたのです

(そんなに奥さん殺された人ばかり出さなくても 笑)

エルダーの刀がホワイト・デスを仕留めますが

レモンの運転する「ゆかり号」は加速を続け(ブレーキがわからない 笑)

他の列車と激突、さらに民家をなぎ倒し

やっと止まります

 

ホワイト・デスはプリンスの改造銃で爆死

プリンスはみかんの運転するトラックに撥ねられ死亡

復讐もほどほどに・・・ですね(笑)

レディバグがエルダーとキムラと別れると

マリアが迎えに来てくれました

しかし電柱がマリアの車に倒れてしまい

ふたりは歩いて帰るしかありませんでした

 

決して何も考えてはいけない、おバカ映画

これを面白いと思った外国人のみなさん、新幹線に乗りに来てね

実際のJR東海には、モモもんも

福原かれんちゃんもいないかも知れないけど(笑)

 

 

【解説】allcinema より

人気作家・伊坂幸太郎のベストセラー『マリアビートル』を「アトミック・ブロンド」「デッドプール2」のデヴィッド・リーチ監督、「マネーボール」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」のブラッド・ピット主演で映画化したクライム・アクション・エンタテインメント。ブラッド・ピット扮する不運な殺し屋を主人公に、同じ東京発・京都行の超高速列車に乗り合わせた一癖も二癖もある殺し屋たちが、一つのブリーフケースを巡って壮絶バトルを繰り広げるさまをユーモアと過激なアクション満載に描き出す。共演はジョーイ・キングアーロン・テイラー=ジョンソン真田広之マイケル・シャノンサンドラ・ブロック
 とにかく運の悪い殺し屋レディバグは、依頼人のマリアからブリーフケースを盗むだけの簡単な仕事を請け負い、東京発・京都行の超

高速列車“ゆかり号”に乗り込む。難なくケースを奪ってミッションを終え、あとは品川駅で降りるだけのレディバグだったが…。