原作は、未読
映画も話題になりましたが、スミマセン
感動もしなかったし、泣けませんでした
なぜか
子どもが産めない身体
娘のみぃたん(稲垣来泉=泣き声がみぃみぃでついたあだ名)を可愛がります
ところが水戸が仕事でブラジルに行くことになり
どうしても日本に残りたい(病気の治療と思われる)梨花は
水戸と離婚を決意、みぃたんを引き取ることにします
- しかし母子家庭の生活は苦しい
- 仕事でみぃたんに寂しい思いもさせてしまう
- そこで裕福な泉ヶ原茂雄(市村正親)に相談をします
- 全ての事情を察した泉ヶ原は梨花と再婚し
- 豪邸にグランドピアノ、優雅な暮らしを与えますが
- 泉ヶ原は高齢なので、みぃたんの将来が心配
- 若い真面目な森宮壮介(田中圭)と再再婚します
- そして梨花は姿を消してしまいます
- 梨花がしたことは、全てみぃたんを思ってのこと
- 苦しんで死んでいく姿を見せたくなかったから
- 悲しませたくなかったから
- でもそれって結局自分のエゴだけなんですよね
- 娘に可愛いな服を着せて、塾に習い事、裕福な暮らしをさせたい
- それは大人の女の価値観
- 子どもが本当に望んでいることは
- おかあさんのそばにいたいだけなのです
- おかあさんと一緒にご飯をたべたい
- お布団で寝たい
- おかあさんが好きだから
- いい子にしていたら帰ってきてくれる?
- だったら泣くのを我慢する
- (私のブログのほうが泣けるわ 笑)
- でも梨花は自分の価値観だけで
- みぃたんの幸せを決めてしまったのです
- みぃたんの気持ちも考えずに
ブラジルからの水戸の手紙もそう
娘を取られたくないという気持ちはわかる
でも父親が存在する証拠まで消すのは罪
こどもが何より必要とする、親から愛されている
安心感まで奪ったのだから
- だた男を選ぶ目だけはあった(笑)
- 冴えなくて頼りなさそうな男でも安定が第一
- 何よりみぃたんを大切にしてくれる誠実な男
- 高校生になったみぃたん=優子(永野芽郁)は
- 自分の意見を言えず、笑ってごまかすタイプ
- なのでクラスでイヤな役割を押し付けられてしまう
- 卒業式の合唱のピアノも(ほかの生徒は受験で忙しいので)
- まかされてしまいます
- 森宮さんも同じタイプ、血は繋がっていなけど似た者父子
- 仲睦まじく暮らしていましたが、森宮さんは悩んでいました
- 継父が年頃の娘との同居を世間はどう思うだろうか
- 確かに(笑)
- やさしい森宮さんと、クラスメイトの早瀬くん(岡田健史)見守られ
- 卒業式のピアノ演奏は無事成功
- 卒業して数年後、優子は早瀬くんと再会し交際をスタート
- そんなとき突然、梨花から
- 水戸がブラジルから帰っていたという便りを受け取ります
- さらに泉ヶ原から梨花が死んだという知らせが入るのです
- そして泉ヶ原から梨花が失踪した理由が明かされるのでした
- やがて早瀬くんとの結婚式
- そこには水戸、泉ヶ原、森宮3人のパパが揃っていました
- 令和版「スリーメン&ベイビー」(1987)
- 「親たちから渡されたバトンを、しっかり受け取れ」
- バトンって娘のことだったのかよ(笑)
- リレー=4×100メートル
- 婿が最終走者、アンカーということか
- どうせなら石原さとみさんの天真爛漫で
- あざと可愛いキャラを活かして
- それに振り回される間抜けな本当のパパ、成金のパパ、お人好しのパパ
- 3人の男と利発な少女とのコメディにしてほうが面白かったかも
- やがて成長した娘が、毒母と単純父たちからの
- 真の愛情を知る、みたいなね
- そして新郎も振り回されていく・・・
- ファンと原作者怒られるな(笑)
【解説】映画.COMより
第16回本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの同名ベストセラー小説を、永野芽郁、田中圭、石原さとみの共演で映画化。血のつながらない親の間をリレーされ、これまで4回も名字が変わった優子。現在は料理上手な義理の父・森宮さんと2人で暮らす彼女は、将来のことや友だちのことなど様々な悩みを抱えながら、卒業式にピアノで演奏する「旅立ちの日に」を猛特訓する日々を送っていた。一方、夫を何度も変えながら自由奔放に生きる梨花は、泣き虫な娘みぃたんに精いっぱいの愛情を注いでいたが、ある日突然、娘を残して姿を消してしまう。主人公・優子を永野、血のつながらない父・森宮さんを田中、魔性の女・梨花を石原がそれぞれ演じる。監督は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の前田哲。