原題は「The Adam Project」(アダムの計画)
「ターミネーター」オマージュあるある
&マーベル感たっぷりのタイムトラベルもの
新しさはない(笑)
おまけにタイムパラドックスなんて起こらず
時間が修正してくれるという超ご都合主義
その分、安心して見れる(笑)
12歳のアダムは、生意気で反抗期
母子家庭でチビでヲタクで、学校では虐めらています
そこに28年後の2050年から
40歳になったアダム(ライアン・レイノルズ)が
タイムジェットでやって来ます
未来からやってきた訳でなく(笑)
そこで大人アダムはアダムの父親(マーク・ラファロ)が発明した
時間移動の数式を抹消しようと妻が移動しますが行方不明になり
妻を助けようと思った大人アダムはタイムジェットのトラブルにより
2018年ではなく2022年にやって来てしまっやのです
だけど少年アダムが関心あるのは
大人アダムがどうやってマッチョになったかということと
いつ童貞を捨てたかと、結婚したこと(笑)
でもまあお互い話をしていくうちに
お互い両親に対する思いが変わっていくんですね
大人アダムは、自分が大人になったからこそ
母親(ジェニファー・ガーナー)の苦労を
少年アダムが父親を失った哀しみを理解していくんですね
だから少年アダムには大人になってから
後悔しないよう母親を大切にして欲しいと考えます
そして美人の奥さん(ゾーイ・サルダナ)ともご都合よく再会し
少年アダムに助けられながら、ご都合よく2018年に行き父親とも再会
数式の入ったハードドライブを巡りアダム&アダムと父親は
現在と未来のマヤと対決するのです
が未来のマヤが銃を誤射したせいで、リアクター(電磁シール)が破損し
あらゆる金属が炉心に吸い寄せられ
父親はリアクターを制御するためメインエンジンとにらめっこ
大人アダムはマヤの護衛で元同級生のクリストスと対決
クリストスは炉心に消え
磁力によってこの時代のマヤが死んだことにより未来のマヤも消滅
間一髪、自動扉から抜け出した(あるある)3人は
家の庭でキャッチボール(あるある)をするのでした
そして父親がボールを拾っている間にふたりの姿は消え
それぞれの未来に戻っていました
どちらかといえば、家族愛がメインなんですけど
ちょっと間抜けでクスッとするシーンが散りばめられているので
説教臭さは感じない
ちょっぴり成長した少年アダムは約束通り母親を抱きしめ
(記憶は残ってる?)
大人アダムは未来の妻と出会うのでした
(記憶は残っていない?)
80年代のテイストもあるので休日でファミリーで見るのにいいですし
主人公と同世代の小中学生には特にオススメだと思います
【解説】映画.COMより
「デッドプール」「レッド・ノーティス」のライアン・レイノルズと「ナイト ミュージアム」のショーン・レビ監督が、「フリー・ガイ」に続きタッグを組んで手がけたタイムトラベルアドベンチャー。科学技術が発達した2050年。戦闘機パイロットのアダム・リードは、あることをきっかけに、「タイムトラベル技術の発明を阻止し、未来の世界を救う」というミッションに挑むことになる。全ての鍵を握る2018年の世界に向かうアダムだったが、アクシデントに見舞われ、到着したのは2022年の世界だった。そこでアダムは、いじめられっ子だが生意気盛りだった12歳の自分に出会う。大人と少年の2人のアダムは、かみ合わないながらも時空を超えた冒険を繰り広げ、その中で次第に絆を育んでいく。アダムの父役でマーク・ラファロ、アダムの妻役でゾーイ・サルダナが共演。Netflixで2022年3月11日から配信。