原題は「BAD BOYS II」
前作に比べ制作費は6倍以上
派手さも6倍以上
エロとグロとお下劣も6倍以上(笑)
下ネタというのは、笑えるツボがそれぞれ違うところだけど
家電店でAV流すとか、ネズミの正常位とか、死体の脳みそとか
ベン・ステイラーじゃないんだから(笑)
このての男の子大好きアクションムービーは
もう少し控えめなほうがよかったかな
「ヒート」(1995)や「MIB」(1997)を思わせるアクションシーンや
民家の駆け下りについては「ポリス・ストーリー」(1985)まんま(笑)
これもファン・サービスなのかギャグなのか
まあでも、暴走に、ドンパチに、爆発の繰り返しは
何も考えずに見る、午後ローにはぴったり(笑)
欲を言えば、ひとつひとつのエピソードをもう少しコンパクトにして
2時間内でまとめてくれたら、もっとヨカッタ
ストーリーは単純で、若者の間でまん延しているエクスタシー
マイアミ警察に戦術麻薬捜査部隊“TNT”が設けられ
マーカスとマイクもその任務に当たっていましたが
出所は掴めないままでした
しかし、マイクの強引な捜査により
勢いだけで関連性がよくわからないまま(笑)
そこにマーカス(マーティン・ローレンス)のクドクドに
マイク(ウィル・スミス)とマーカスの妹で囮捜査員の
シド(ガブリエル・ユニオン)とのロマンス
警部(ジョー・パントリアーノ )の平和主義思想や
風水ネタがアクセントになっています
(おかげで部下はやり放題 笑)
クライマックスは麻薬王の自宅での銃撃戦
(愛娘とおばあちゃんがいい味出してるぜ)
ラストは麻薬カルテルからの追跡を逃れ
グァンタナモ米軍基地(周囲は地雷原)への突入という
クレージーアクション
よくキューバから非難されなかったものだ(笑)
日本人の「許す」という心を尊敬していたそうです
そしてプールネタで始まり、プールネタで終わる
アメリカにはこんな大きい家庭用の簡易プールがあるのね
水道代が安いのかな(そこ? 笑)
【解説】allcinema より
ブレイク前のウィル・スミスとマーティン・ローレンスが共演し思わぬスマッシュ・ヒットを記録した刑事アクション「バッドボーイズ」の8年ぶりの続編。麻薬密輸ルート壊滅に乗り出した敏腕コンビ“バッドボーイズ”と麻薬組織の激しい戦いを、スケールアップした迫力のアクションで描く。監督と製作は前作に引き続きヒットメーカー・コンビ、マイケル・ベイとジェリー・ブラッカイマー。
マイアミ市警では、より巧妙さを増す麻薬密輸入の取締に頭を痛めていた。ハワード警部は東海岸全域を治める巨大麻薬シンジケート撲滅のため、新たに特捜チームTNTを立ち上げ、敏腕刑事コンビ、マーカスとマイクをその任に就けた。さっそく仕事に取り掛かる2人だったが、彼らは互いに打ち明けられない悩みを抱えていた。マーカスは最近危険な現場の仕事から離れたいと思うようになっていた。一方、マイクはマーカスには内緒で彼の妹シドとつきあっていた。そして、そのシドもまた、2人に対しある秘密を抱えていた。