インターンシップ(2013)

f:id:burizitto:20210417201014j:plain

原題も「THE INTERNSHIP

 

くだらなくてベタな内容だけ見て元気が出る

アメリカのコメディ映画お得意のお下品すぎる下ネタや

障害者ネタも一大企業がバックとあって控えめ(笑)

2013はまだこういう夢のある映画作っていたんだな

f:id:burizitto:20210417201026j:plain
スマホの登場で時計が売れなくなり、勤めていた時計会社が倒産

失業した元営業マンのおっさんふたりがGoogleインターンに応募

大学生たちとチームを組み内定目指し課題に挑戦していくというもの

 

米国Google本社ってまるでテーマパーク(笑)

巨大な滑り台、無料のカフェ、お昼寝テント、カラフルなレンタサイクル

クィディッチ(ハリーポッターに登場するハンドボールに似たスポーツ)

こんな会社に勤めたら楽しそうだと思ってしまいますが(笑)

f:id:burizitto:20210417201043j:plain
IT企業のトップがそんなに甘いわけがない

採用される前も、採用されてからも

激しい競争に勝ち続けていかなければならないのです

優秀な学生たちは、そこのところをよくわかっている

 

が、おっさんふたりは学生たちにバカにされコケにされても

人の好さと「飲みニケーション」でチームを一致団結させ

若者たちのコンプレックスは自信に変え

長年養った「営業」力でチームを優勝に導きます

f:id:burizitto:20210417201103j:plain
しかも学生たちの中に混じっていつもひとり

ヘッドフォンをつけている男が実はグーグルの幹部だったのです

彼は、おっさんふたりの発想こそ

会社に必要な「グーグリネス」だと言います

 

グーグリネスをググったら(笑)

「人と協力することを楽しむ性格、上下関係を意識しない態度、親しみやすさ」

という意味だということ

f:id:burizitto:20210417201118j:plain
そこに社内恋愛の成就や

イヤミなインテリの鼻を明かすという

カタルシスも用意されています

若い世代にはあまり馴染みのない映画ネタも満載(笑)

 

いくら頭が良くても、学歴が高くても

一番大事なのは努力やチームワーク

Googleのプロモーションビデオのような映画ですが

実は昔ながらの価値観が主題だったという(笑)

f:id:burizitto:20210417201133j:plain
疲れることなくサクッと楽しめる

学生も、中高年も、どちらにもオススメでしょう


【解説】allcinema より

倒産した会社のセールスマンが巨大企業のインターンシップに挑む姿をユーモラスに描くコメディ作品。監督はショーン・レヴィ、脚本・主演はヴィンス・ヴォーンが務めた。
 時計販売会社のセールスマン・コンビのビリーとニックは、スマートフォンの普及で時計が売れなくなってしまったため、突然会社倒産の憂き目に遭ってしまう。デジタル化の波に巻き込まれ失業者となった2人だが、ある日ビリーがとんでもないことを言い出した。なんと一流巨大企業“Googleインターンシップ募集に応募しようというのだ。知識不足の自分たちには無理と反対するニックだが、ビリーに説得されインターンシップへ参加することに。しかし他の参加者は秀才のエリートばかりで、とても二人が太刀打ちできるような相手ではなかった。