オアシス:スーパーソニック(2016)




音楽無ければ「トレインスポッティング(1996)(笑)


はオアシス派ではなくどちらかといえばアンチでしたが

今になって改めて聞いてみたらすごくいい


もし息子が社会に出て、壁にぶち当たった時

それとも、いつか恋に破れた時

「オアシスを聞け」と教えてあげたい


インターネットが普及する前の、最後のロックンロール・スター




1994年にメジャーデビュー、7アルバムすべてがUKチャート1

全世界でCDトータルセールス1億枚越え

そして25万人の観客を動員した1996年ネブワースでの

伝説のライブまでの道のりを描いたドキュメンタリー


とはいえバンドより、兄弟、家族劇のようにも受け取ることができます
営団労働者階級出身の、成り上がりスーパースター

ノエルが曲をつくり、リアムがそれを歌う

音楽に対してのコンビネーション抜群だったと思います




しかし弟のノエルは破天荒でかなりの問題児

ライブ中にタバコ吸ったり、客と乱闘したり

マスコミやテレビでの挑発的な発言

ドラックとアルコール漬けで、ツアー先でも有名ホテルには出入り禁

大騒ぎしては、ホテルの部屋をぶっ壊してしまうのです


そんな弟に口を開けば毒舌をかますノエル(笑)

とはいえまだ人気絶頂期であり、解散前に作られた作品

製作総指揮にリアムとノエルが参加していることもあり

おバカ弟と、天才兄が対立しながらも

「カッコいいところを見せてやる!」というプライドが感じられます




もし、当事者が絡まず第三者が構成したら

よりメンバー間の緊張や問題が浮き彫りになっていたでしょう


これはオアシスの、まだ先の見えない若造の頃の第1
バンドの終焉までを描くなら、2章目も必要ですし
当然「その先」も見たい




デビューから、閃光のように駆け上がった3年間

そんなオアシスの曲のなかで、私がいちばん好きなのは

やはり「StopCrying Your Heart

バタフライエフェクト(2004)と、ともに

誰にも聞いて欲しい1曲です

youtubeでもいいけど(笑)




【解説】シネマトゥデイより

イギリスのロックバンド、オアシスのリアム・ギャラガーノエル・ギャラガーが製作総指揮を務め、オアシスの1991年からの軌跡を追う音楽ドキュメンタリー。1994年のデビューからアルバムが連続して大ヒットを記録した過程を、延べ25万人を動員したネブワースでの野外ライブなどをはじめ、インタビューや資料、アニメーションでの再現などで振り返る。『AMYエイミー』の監督であるアシフ・カパディアが製作総指揮として参加。監督のマット・ホワイトクロスが、どこまで彼らに迫れたかに注目。

「ホワットエヴァー」「ワンダーウォール」「スタンド・バイ・ミー」「オール・アラウンド・ザ・ワールド」など数多くのヒット曲を世に放ち、2009年に解散したイギリスのロックバンド、オアシス。1994年のデビューアルバムは驚異的な売り上げを記録し、1996年のネブワースでの野外ライブには2日間で延べ25万人の観客が押し寄せた。だが、当時すでに彼らの関係はぎくしゃくしていた。