スリーピー・ホロウ(1999)


ティム・バートンらしい、ゴシック・ホラー

あまり怖くはないですけれど

超豪華な俳優陣で埋め尽くされた脇役は見どころ


タイトル前に襲われるギャレット役にマーティン・ランドー

タッセル夫人(黒幕)ミランダ・リチャードソン


何といってもクリスティナ・リッチ今まで以上に美しく

ブロンドヘアも似合っていました

 

前半はハリウッド版「八つ墓村」という感じ

ある村で起こった「首無し騎士」による連続殺人事件

昔の伝説を利用して殺人を行ってる犯人がいると予想した

捜査官イガボットジョニー・デップ)が

被害者の共通点を探り出そうとします


でも金田一シリーズと違うのは、犯人は人間ではなく

本当に幽霊だったこと()

 

首無し騎士を操るのは死んだ夫の遺産を狙うタッセル夫人(後妻)でした

その秘密を知る者が、夫人に盗まれた自分の首を返してほしい

騎士によって次々と殺されていたのです

 

最後のターゲットは相続権のある娘のカトリーナクリスティナ・リッチ

弱気で間抜けなイガボットでしたが、愛するカトリーナを助けるため

タッセル夫人から騎士の首を、なんとか取り戻そうとします

最新の科学技術を駆使して捜査するはずだったのに

全く駆使されないといういい加減さ()

 


でも、騎士が継母をあの世に取り込んでしまうラストは

やりきった感があってよかったです()


まあ、こういう作品は雰囲気にしても、衣装にしても

好きな人は好きなのでしょうね

こういう服売ってる店、実際に原宿にもありますし

 

「おまじないの本」は私も欲しい()

 

ハロウインの夜に、好きな人と見るのにぴったりだと思います
 

【解説】allcinemaより
鬼才ティム・バートン監督が“首なし騎士”の伝説を映画化した、ゴシック・ホラー。首なし騎士を具現化した見事な映像や、不気味でユーモラスな美術などバートン色が満載。ジョニー・デップクリスティーナ・リッチ共演。1799年、NY郊外の村で人間の首を切り落とす猟奇的な連続殺人事件が発生した。調査に訪れた市警捜査官のイガボットは、南北戦争で殺され、自分の首を求めてさまよう幽霊騎士の伝説を聞かされる。