スクール・オブ・ロック(2003)

洋画・コメディ




面白かったですね

間違いなくロックしていて
ロックが好きな人にはたまらないものがあります
下ネタがないのもいい

そしてラストにAC/DCの
「IT'S A LONG WAY TO THE TOP(IF YOU WANNA ROCK'N ROLL)」
をもってきたことで、この映画が素晴らしいものになっています


ロックバンドをクビになった、ロック一筋の男が
経歴を偽って名門私立小学校の臨時教師になります
子どもたちに意外な音楽の才能があることを知り
ロックバンドを結成し大会に出場しようとするのです

ジャック・ブラック扮するS先生は
授業もまともにできないし
やる気もないし、心もない
ロックバンドを組んだのも自分の利益のためだけ





だけどS先生は子どもの持つコンプレックスを
自信に変えることができる能力に長けていました

不安を抱く子どもたちに、いかに実力があるか
素晴らしいものがあるのかを
本気で伝えるのです、その言葉は正しく力強い


小学生に反体制な思想を教え込むのは
最初はいかがなものかと思いましたが
それは自分が体制的な考えに偏っていたからだと
思い知らされました


ロックの授業に関しては実によくできています
大人のロックファンが見ても勉強になるし
ロック入門者にもおすすめ






ラストのライブシーンはやはり盛り上がります
(JBの半ズボンには吹き出しますが　笑）
ダイブにはじまりダイブに終わる


この映画を見れば、作中に登場する名盤も聞いてみたくなりますね
私は宿題に出された、ラッシュの「2112」からでも
いってみようかと思いました(笑)

【解説】allcinemaより　
バンドをクビになった男がひょんなことからエリート小学校の教員となり、管理教育に漬かりきった生徒たちに“ロックの精神”をたたき込む痛快ロックンロール・コメディ。主演はいま全米でもっとも注目されるコメディアンの一人、「ハイ・フィデリティ」「愛しのローズマリー」のジャック・ブラック。監督は「恋人までの距離（ディスタンス）」の異才リチャード・リンクレイター。
　ロックの心を全身で体現するギタリスト、デューイ・フィン。しかし、そのあまりの破天荒ぶりがアダとなり、ついにバンドをクビになってしまう。一方私生活でも、家賃の滞納が原因で居候していた親友ネッドのアパートを追い出されようとしていた。そんな時、ネッドのもとに名門私立小学校から代用教員の話が舞い込む。たまたま電話に出たデューイはお金欲しさから自分がネッドになりすまし、臨時教師の職に就いてしまうのだった。ところが、いざ小学校へ行ってみると、そこは厳しい管理教育がなされ、従順な生徒たちにはまるで覇気も個性も感じられなかった。まともに授業をする気もないデューイにとってそれはどうでもいいことだったが、そんな生徒たちが音楽の才能にあふれていると知ったとき、彼の頭にはあるよこしまなアイデアが浮かぶのだった。