恋するパリのランデヴー(2012)



ソフィー・マルソーのドタバタ&ロマコメ

小じわや体系を隠すことをしなくても
これだけの美貌にスタイル
装飾を控えたシックな服装
フランス女性は、本当に品のいい美しさを知ってるなと
感心します 

ドジっこなギャグぶりは体当たりでした
ソフィーがパンツ丸見えでスッ転んでいます(笑)


作曲家のサシャは、気ままで後腐れのない女性関係
結婚願望はなし、子どもは虫くらい嫌い
そんな彼が大手広告代理店にプレゼンに行った
その帰りに出会ったシャルロット

お互い強烈に一目惚れ、運命を感じ結ばれます
しかしシャルロットは広告界のドンの妻でした
しかも前の夫と今の夫との間に、3人の子どもまでいました


フランス大統領であるマクロン氏の妻が
25歳年上であることが話題になりましたが
やはりそのような年の差婚は特別であって

フランスであっても一般には35歳を過ぎたら
年増扱いされることには少しショックを受けました

ただ恋愛や結婚に対する考えは自由で
子持ちの既婚女性の性をタブー視することはありません
私なら、もっとこっそり付き合えばいいのにと思いますけど(笑)





シャーロットと別れようと思っても、また会えば愛してしまう
だんだんと子どもたちを可愛いと思ってしまう
作曲よりシャーロットの家族との時間を優先するサシャ
しかしそのことは広告界のドンの怒りにふれ、仕事を干されてしまうのです


サシャのモンマルトルのアパルトマンが
壁紙が映画のポスターで埋め尽くされていて素敵
彼氏の部屋がこんなんだったらたまりません(笑)

シャーロットの寝室の「カサブランカ」のポスターが
日本仕様なのも嬉しくなります
センスのいいインテリアは必見


サシャのおばあちゃんも可愛い
「砂糖が甘いのは、塩がしょっぱいから」
わかりやすい人生の例えです

そして、なんといっても「自分を大切にする」という
そんな女性の生き方をソフィーが爽やかに演じています


御年50歳(撮影時45歳)とは信じられない
ソフィーの魅力を満喫できました