バトル・フォレスト(2011)




ロシア映画の戦争恋愛もの

ハリウッド映画のように大金はかけていませんが
普通にエンタメしていました
ロシアでもこういう映画が作られているのですね

「バトル・フォレスト」という邦題は意味不明ですが
この映画はタイトルが出てこない「名無し」の映画です
何か事情があってカットされたのでしょうか
英題の「SPECIAL DISPATCH 」は「特別移送品」というような意味


500年前に戦争勝利品としてドイツから奪った秘宝である聖書
ナチスが侵攻してくる中、ロシア人の志気を高めようと
スターリンの要望で展覧会を開催することになります
そこに展示するため館長の娘アーシャは美術館からその聖書を運び出します

しかし途中空襲に遭ってしまい
その聖書を奪還するためのナチス兵から逃れるため
シーバと名乗る脱走兵とともに目的地であるゴーリキーを目指します
(ロシアではウォッカを身体に塗って温めるのか)





クラッシックな恋愛映画を見ているような、ゆったりとした展開
ヒロインが美女のご令嬢とあれば男なら守りたくもなるでしょうし
貴族出身という理由で投獄されたと知れば乙女の気持ちも揺らぐ
ふたりは次第に惹かれ、恋に落ちます

しかし肺炎で入院したアーシャを襲ったナチとの死闘で
重傷を負わされてしまったことで
シーバは脱獄囚であることが発覚し再び逮捕されてしまうのです
しかし、囚人達にも出撃命令が下ります

戦場に赴くシーバにアーシャは妊娠を伝え
生きて帰ってくるように願います
聖書も飾られ、展覧会も成功します


戦争映画なので人もたくさん死にますが、メインは恋愛
ナチスもロシア兵も、二人の愛を盛り上げるわき役(笑)

古い恋愛映画が好きな人にはオススメ
ドイツ騎士団の歴史など知っている方なら
更に楽しめると思います



【解説】KINENOTEより
ロシアの秘宝をめぐる攻防を描いた戦争アクション。41年10月。ナチスドイツはソビエトに侵攻し、ヒトラーは歴史的美術品の略奪を各地で開始する。この危機を察知した地方美術館の館長らは、歴史遺産や美術品を守るために緊急避難の旅に出る。【スタッフ&キャスト】監督:アレキサンダー・ベルサン 脚本:マリア・ベック/エレナ・ボイコ 撮影監督:アレクセイ・ラマク 出演:エブジェニア・ブリック/ドミトリー・オルロフ/イゴール・スラビンスキー