トップガン(1986)

 
このての作品は低評価になることが多いですが
私は戦闘機を扱った映画の中では最高傑作だと思います
未だにこれを超えるものはありません
 
製作にはアメリカ海軍が全面協力
パラマウントは戦闘機や空母の使用料として約2億円を支払った)
一部(背面飛行)を除いてはCGはもちろん、光学合成も行わず
現用戦闘機の実写映像を作ることに見事成功しています
この美しく迫力のある飛行シーンにときめかずにはいられない
 
何といっても素晴らしいのが、空母艦上の着発艦の作業現場
これにはオープニングから度肝を抜かれます
何回観ても新鮮、たまらなくかっこいい
 
私の萌え順としては
 
 
 
 
👑空母「レンジャー」(作中での名称は「エンタープライズ」)
②F14トムキャット
③A4スカイホーク
⑤ミグ28(使用しているのはF5タイガー)
⑥ミリタリーウェア(MA-1ジャケットはワッペンつけすぎで✖)
レイバンのサングラス
カワサキ・GPZ900R
⑨ポルシェ356スピードスター
 
 
ストーリーはあってないようなもの(早送り)
ビーチ・バレーのシーンは見るけど(笑)
 
 
現代では軍の機密のため、撮影は不可能になってしまったそうです
だからといって、製作が発表された「トップガン2」では
ドローンを登場させ、戦闘機乗り時代の終焉を描くというのは
いかがなものでしょう
 
 
 
トップガン」は戦闘機への熱いフェチズムなのです
毎年いそいそと「入間基地航空祭」にお出かけし
エア・レースでは飛行機に手を振り続け(室屋選手優勝おめでとう!)
上野に行けば思わず中田商店に寄ってしまう
そんなミリタリーファンが、密かに愛し続けているのです
 
 
そんな続編なら「ホット・ショット」があるんだから(笑)
違う作品にしてほしいものです
 
 

 
【解説】allcinemaより
衰退する空中戦(ドッグファイト)技術を復活させるため、F-14トムキャット戦闘機の超エリートパイロット達を集め徹底的に鍛え上げる養成所を舞台に、血気盛んな主人公の挫折とそこから這い上がり大活躍する過程を、ロックのリズムに乗せてテンポのいい映像で描いた大ヒット作。
 カリフォルニア州ミラマー海軍航空基地。そこにF-14トムキャットを操る世界最高のパイロットたちを養成する訓練学校、通称“トップガン”がある。若きパイロットのマーヴェリックもパートナーのグースとともにこのトップガン入りを果たし、自信と野望を膨らませる。日々繰り返される厳しい訓練も、マーヴェリックはグースとの絶妙なコンビネーションで次々と課題をクリアしていく。しかしライバルのアイスマンは、彼の型破りな操縦を無謀と指摘する。その一方で、マーヴェリックは新任の女性教官チャーリーに心奪われていく。
 良く言えば戦闘機乗りの「愛と青春の旅だち」だが“人間”を描いた作品と言うよりはF-14戦闘機のプロモーションビデオ的なっているため、主人公の心の葛藤などの描写は正直薄っぺら。だが戦闘機が出てくると映画は活気を取り戻し、訓練シーンやラスト近くの空中戦は大迫力! また、T・クルーズのぷっくりとした顔だちに白い歯が印象的な笑顔が初々しさを与え、ファンにはたまらない1本。尚、サントラ盤もヒットし、ベルリンの歌う“愛は吐息のように” -Teke My Breath Away- はアカデミー主題歌賞を受賞。