プロジェクトA2/史上最大の標的(1987)




サモハンとユン・ピョウが(スケジュールがあわず)
出ていないだけで、がっかり感が満点
そんな理由でからか1作目ほど評価は高くありませんが
私は結構な面白さだと思います


中国の革命といえば、文化革命・・ではなく
国家転覆を企てる辛亥革命があった時代
警察は賄賂で悪人を見逃し、汚職にまみれていました
さらには革命の義士をお金のためだけに捕らえ清朝に差し出します

そんな悪徳署長の代わり新任署長として配属されたのは
海賊を壊滅に追い込んだヒーロー、ジャッキーと仲間たち
今回も(毎回)悪を壊滅し正義に燃える


悪徳署長とその部下、清朝の革命団、工作員
生き残りの海賊までが入り乱れて、てんやわんや
油絵に紛れるジャッキーが最高
斧を使ったアクションもGOOD

そして女性陣が頑張っていますね
麗しのマギー・チャンちゃんも登場して
家の中でのかくれんぼ&鉢合わせシーンはコミカル

驚いたのは唐辛子が本物だったということ!
もしかしたら格闘以上に、敵も本人も相当痛いはず



地味に凄すぎる石臼の中のシーン

ジャッキーが「危険なスタントを成功させるコツは何ですか?」と
質問されたとき「ガマンです」と答えたそうですが
本当だな、としみじみ

終盤は大格闘大会という派手な演出
最後までアクション&コメディの連続で
楽しく見ることができます

ただサブタイトルの意味不明な「史上最大の標的」は
いらなかったかな(笑)



【ストーリー】ウィキペディアより
20世紀初頭、清朝末期の香港。犯罪多発地区である西地区を統治する警察署長のチャンは暗黒街のボスと結託して絶大な権力を握っていた。その無法ぶりに頭を悩ませた警察局長は前作で海賊の討伐に貢献した水上警察のドラゴンを新署長に任命する。
ドラゴンはまず警察と黒社会の癒着を断ち、見事に犯罪組織の一掃に成功する。続いて警視総監邸で行われる舞踏会の警備に取り掛かるが、そこには彼の活躍に恨みを抱くチャンの陰謀が待ち構えており、ドラゴンは宝石泥棒の冤罪をきせられてしまう。
更にチャンはドラゴンを抹殺するため、彼を刑務所に連行する途中で袋詰めにして川に投げ込むが、その様子を見ていた倒朝派の革命党員達にドラゴンは救出される。
一方チャンは清朝密偵らと手を結び、倒朝派の革命党員とその支持者の狩り出しを始める。打倒チンという面で革命派と利害が一致しているドラゴンは彼らと協力して立ち向かうが、彼らの前には清朝密偵や、果ては(前作で)ドラゴンに討伐された海賊の残党までもが立ちはだかった