ブルース・ブラザース2000(1998)


  本当にこんなバンドがあったら、勝てるわけがないじゃない!


「デジタル音楽によって
 70年間人類を楽しませてきた伝統音楽が消えてしまう!」


ジョン・ベルーシを偲んでの、同窓会的な作品です
前作に負けないくらいの超豪華な顔ぶれ

ルイジアナ・ゲーター・ボーイズのメンバーなんて
総勢21名からなるスーパー・バンド
クラプトン、BBキング、ボ・ディドリーが前列に並んでいますから!
みんな「ブルース・ブラザーズ」に出たかったんだなということが
とても伝わってきます(笑)


18年ぶりに刑務所から出所したエルウッドを待っていたのは
相棒ジェイクと父親代わりだったカーティスの訃報でした
落ち込むエルウッドにシスター・ペンギンは
孤児のバスターの後見人になることを提案します

ハリウッド映画の「続編」には、必ず「子役」が登場します(笑)

ジェイクは再びバンドのメンバーを集め
クイーン・ムセットという魔女のバンドコンテストに出場するため
ルイジアナを目指すのです



3人のコーラスも同じメンバー(笑)

またしても払い下げのパトカーを買うのも嬉しい
今回はK9ユニット(警察犬搬送車)でしたが
アメリカでは本当に中古のパトカーが売っているそうです
私も乗ってみたいです、婦人警官のコスプレして( ← バカだ)

後半は魔法の力を借りすぎて、展開にかなり無理がありましたが(笑)
これは真面目に見る映画というよりも
「やっぱりブルースはいいだろう?」という
ダン・エイクロイドからのプレゼントなのです

クレジットロールで繰り返す、ジェームズ・ブラウンの「プリーズ!」(笑)
18年経っても変わらないゴッドファーザー・オブ・ソウル様は若い!

最後は、新しい兄弟バスターと逃避行することを決めるエルウッド
これからもずっと、ブルース巡礼の旅を続けてほしいと思いました



【解説】allcinemaより
18年の刑期を終えて出所したエルウッドは、相棒ジェイクの死を乗り越えてバンドを再結成しようと決意。孤児のバスターを新しい相棒に、昔の仲間たちを集め、130歳のブードゥーの妖女が主宰する勝ち抜きバンド合戦に向けて出発する。警官隊や過激な右翼団体に追われながらも、どうにか目的地のルイジアナにたどりついたエルウッドたち。そこには、最大の敵ルイジアナ・ゲーター・ボーイズが待ち受けていた!