オール子役の禁酒法時代のマフィア映画のパロディ
といっても、お洒落で粋でとても丁寧に作られています
ポール・ウィリアムスの音楽も素晴らしく
時代は禁酒法下のニューヨーク
ダウンタウンでは、肥っちょサム一派とおしゃれのダン一派という
二組のギャング団が対立していました
ダンの一味がサムの酒場を襲った夜
一方、大勢の手下を殺されたサムは
ダンの持ってる新型マシンガンの事で頭がいっぱい
情婦のタルーラの話も耳にはいりません
やがてバグジーはサムに雇われ
ダン一派を潰すために、敵地に乗り込みマシンガンを手に入れます
そしてついに決戦のときがやってきます
誰もが呟いているけれど、このジョディ・フォスターの妖艶なこと
「タクシー・ドライバー」といい
ジョディは10代で色気のすべてを使い尽くしましたね(笑)
主演者(200人!)の平均年齢は12歳ということなので
酒場といっても飲むのはジュースをロックで(笑)
足こぎのクラッシックカーというアイディアはもちろん
セットもみんな子ども用のサイズという凝りよう
ファッションもGOOD
ストーリーそのものはマフィア映画によくあるシーンをただ繋げたもので
感動するような内容ではありませんが(笑)
とにかく映像のセンスがいいのです
唯一残念なのが、ほとんどの歌声が大人の吹き替えだったこと
ここはやはり本人に歌ってほしかった
そこを気にしなければ、アラン・パーカー監督作品と
やはり私は相性がいい
お気に入りにします
【解説】allcinemaより