るろうに剣心 京都大火編(2014)





1作目に比べて、決してパワーダウンはしておらず
ビジュアルとアクションについては
さらに頑張っている気がします

俗にいう「イケメン揃い」(笑)

包帯で特殊メイクの志々雄さえ、藤原竜也クンですもの
なんという贅沢な使い方

ハリウッドにも負けないアクションムービーだと思います
海外向けも想定して制作すれば、邦画もちゃんとした
エンターティンメントな映画を作れるではないですか
ただ、尺はちょっと長かったですね



新政府を打倒しようと目論む
かっては維新を戦った、志々雄とイカれた部下たち
政府の大久保利通卿は剣心を呼び
志々雄と戦えるのは剣心しかいないと訴えます

志々雄も、神木も、蒼紫も、
戦闘中毒というか、かなり精神が歪んでいますが(笑)
ダークヒーローとして魅力的(もとが良いものね)

腐女子が大好きそうなキャラ
さぞかしコミケで活躍しているだろうと想像します

そして、志々雄の挑発をずっと我慢し続け
ついにキレた剣心が、次々に無数の敵を倒していくのは
かっての東映時代劇や、任侠映画に覚えたような爽快感
これには男子も萌えるでしょう

しかし、3部作品では2作目は完結させないという
お約束でもあるのでしょうか

海に投げ出された恵はどうなった?
剣心を助けた謎の男は?

こうして次作へ続くのでした・・



【解説】allcinemaより
和月伸宏の人気コミックスを佐藤健主演で実写映画化し大ヒットした「るろうに剣心」の続編にして完結編を、前後編2部作で描く時代劇アクション大作の前編。“不殺の誓い”を立て神谷薫らとともに平穏に暮らしていた緋村剣心が、やがて日本の命運を懸けた過酷な戦いに身を投じるさまを、前作を上回る迫力のアクションとスケールで描き出す。共演は武井咲藤原竜也伊勢谷友介青木崇高蒼井優神木隆之介江口洋介ほか。監督は前作に引き続き「ハゲタカ」「プラチナデータ」の大友啓史。
 幕末に“人斬り抜刀斎”として恐れられた伝説の男、緋村剣心。新時代を迎えた今は、女師範の神谷薫ら大切な仲間たちとともに穏やかな日々を送っていた。そんなある日、新政府の大久保利通に呼び出され、剣心の後釜として“影の人斬り役”を務めた志々雄真実の暗殺を依頼される。維新後、口封じのために新政府によって焼き殺されたはずの志々雄。しかし奇跡的に甦り、京都で恐るべき戦闘集団を作り上げると、日本転覆を目論み暗躍を始めていた。送り込まれた政府の討伐隊はあえなく返り討ちに遭い、もはや剣心しかその使命を託せる者はいなかった。やがて、大切な人を守るために自らの運命に立ち向かいことを決意した剣心は、薫の必死の制止を振り切り、ついに京都へと旅立つのだったが…。