良かったですね
「ある、ある」と思うところもあり
結構共感できました
私が中高生のころは、こういうブログのように
自分の意見や感想を伝えるものってありませんでした
それで仲間内で流行っていた?のが
雑誌や新聞の投稿コーナーに
自分の書いた記事やイラストを送るというもの
それが掲載され、読者にペンネームを知られてきたり
同級生たちに褒められたりすると、妙に錯覚してしまうわけですよ
「才能あるかも、プロになれるかも」なんて(若いなあ 笑)
今でも本気で取り組んでいるかどうかは知りませんが
私の友人でもフリーターをしながら
作家や漫画家を目指していた人たちがいます
その後、ボーイズ・ラブものでコミケに参加したり
進路を変え楽しんでいるように見えた友人もいましたが
今はどうなったのでしょうか
この作品のヒロイン、みち代にも同じ匂いを感じます
シナリオライターを目指す34歳
コンクールに何度落ちても、夢を諦めきれません
結婚も考えられません
彼女にあるのは、夢を追いかけること
コンクールに受賞するシナリオを描くことだけ
ただこれは、麻生久美子さんだからイタくはなかったですね
ダサい服を着ても可愛いし、華奢だし、真面目(笑)
一方のビックマウス、天童クンはよく言えば前向き
お調子者で、何もしていないくせに偉そうなことばかり
でも好きな女性に認められたいたい、本気になる時が来ます
ウザかっただけの天童クンの人柄のよさが
意外と才能があることが
だんだんとみち代にもわかってくる
だけれどこのヒロインのように、安易に恋愛や結婚
違う職業は考えられない不器用な人にとっては
学ぶ的ものが結構多いのではないかと思います
夢は叶うだけではないのです
夢を諦める勇気をもつこと
挫折は失敗ではなく、スタート
そんな、麻生久美子さんの潔さがいい
女性にとって、目指すものは違っても
見て損はない作品だと思います
【解説】allcinemaより
「純喫茶磯辺」「さんかく」の吉田恵輔監督が、脚本家を目指してシナリオスクールに通う対照的な男女を主人公に、いつまでも夢と現実の折り合いをつけられずにもがき続ける不器用な姿を厳しくも温かな眼差しで描くヒューマン・ラブコメディ。主演は「純喫茶磯辺」に続いての吉田作品登場となる麻生久美子と関ジャニ∞の安田章大。
学生時代から脚本家を夢見て、ばしゃ馬のようにがんばり続けるも、一向に芽の出る気配のない馬淵みち代。彼女はある日、友人のマツモトキヨコを誘ってシナリオスクールへ通うことに。するとそこで、自信過剰でビッグマウスな自称・もうすぐ天才脚本家の年下男、天童義美と出会う。みごとに対照的な2人だったが、天童は馬淵のひたむきな姿に一目惚れしてしまう。対して馬淵は、自分で書いたこともないのに評論家気取りで偉そうなことばかり言う天童に怒りすら覚え、毛嫌いする。そんな2人はまるでソリが合わず、反発を繰り返すばかり。それでも徐々に距離が縮まっていく2人だったが…。
学生時代から脚本家を夢見て、ばしゃ馬のようにがんばり続けるも、一向に芽の出る気配のない馬淵みち代。彼女はある日、友人のマツモトキヨコを誘ってシナリオスクールへ通うことに。するとそこで、自信過剰でビッグマウスな自称・もうすぐ天才脚本家の年下男、天童義美と出会う。みごとに対照的な2人だったが、天童は馬淵のひたむきな姿に一目惚れしてしまう。対して馬淵は、自分で書いたこともないのに評論家気取りで偉そうなことばかり言う天童に怒りすら覚え、毛嫌いする。そんな2人はまるでソリが合わず、反発を繰り返すばかり。それでも徐々に距離が縮まっていく2人だったが…。