007/サンダーボール作戦(1965)






「寝た女を改心させるジェームズ・ボンドの神通力も地に堕ちたものね」




昔見たときは、かっこいいと思ったのだけどなあ・・

・・・

エロおやじにしか見えません(笑)


シリーズの中で、最もボンドガールの評判がいいそうです
ヒロインであるクローディーヌ・オージェ
悪者のルチアナ・パルッツィ
現地秘書のポーラに
このマッサージのお姉さん


クローディーヌ・オージェ



ルチアナ・パルッツィ


今見ても、かっこいいですね
スタイルも抜群

邦画もそうですが、昔の女優さんのほうが
魅力的だったような気がします

最近の女優さんも、もちろん綺麗なのですが
メイクや整形の進化のせいか
人工的で似たような美人顔が多いのが残念

さて、時代は米ソ冷戦
NATOの原爆が国際犯罪組織スペクターに奪われ
1億ポンド用意しなければ原爆を落とすと強迫されます
原爆を取り戻すため、英国情報局は
サンダーボール作戦」を発令します

だけど原爆が盗まれるという大事件なのに
緊張感はあまりありません(笑)
ボンドは水着に、Qはアロハ
リゾート気分も満喫

001から009までの会議があるというのは面白かったですね
スペクターの幹部会合は「オースティン・パワーズ」で
すっかりパロディにされているシーン(笑)

だけど、当時のアクションは本気で挑んでいたのでしょうね
ラストの水中戦も評判こそよくないものの
撮影は相当大変だったのではないかと想像します
殴り合いなども、もたもたしていますが実に痛そう

核兵器を積んだまま、船を爆発させるのも痛かったけど(笑)

ネバーセイ・ネバーアゲイン」がこの作品のリメイクになるそうです
サー・コネリーは、やっぱりおじさまになってからのほうが素敵ですね



【解説】allcinemaより
核を積んだNATO軍の戦闘機が行方不明になった。事件を操っていた国際的陰謀団スペクターは、米英首脳に対して、1億ポンドもの身の代金を支払うことを要求する。期限は一週間。核の所在探索を命じられたボンドは、わずかな手掛かりからバハマへと飛ぶが……。シリーズ第4弾。若干マンネリが目立つものの、舞台を海中に展開させたアクション・シーンは新鮮であった。主題歌トム・ジョーンズ